わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

大学の仲間と京都府伊根町へ!「第2のふるさと」で援農体験!美味しさを巡る旅!

伊根町は京都府北部地域、海の京都と呼ばれる丹後地方に位置します。昔からの農山漁村の風景が残り、豊かな自然と食が魅力的。伊根湾に沿って並ぶ“伊根の舟屋”をはじめ、自然と生活の調和が美しい町です。
立命館大学に在学し、地域創生について学ぶモカさんとあゆみさんは、伊根町で地域活性化事業を行う「オランアース」という団体に所属し、2ヶ月に1回のペースでこの町に通っています。援農体験を通して、伊根町の農や食に魅了され、温かな地元の人々と深い関係を築いています。
もかさんとあゆみさんに「第2のふるさと」伊根町ついて魅力を教えてもらいました。
京都府伊根町に訪れたきっかけを教えてください。
伊根町本庄地区で地域活性化事業を行う「オランアース」に入ったことがきっかけ。大学で地域創生について学び、現場に行きたいと考えていました。そんな中で縁があった伊根町は人口が2000人ほどの小さな町。地域の方々とより深い関係を築ける素敵な場所です。援農体験は、優しくしてくださる皆さんへの恩返し。今は田んぼの害獣用フェンスの付け替えに向けて準備をしています。
伊根町の地域の方との交流について教えてください。
皆さんが私たちの顔や名前を覚えてくださって、地域の一員として迎え入れてくれることが嬉しいです。伊根町に滞在する際は、地域の方との交流の場「オランハウス」で皆さんと夜ご飯を一緒に食べています。年は離れていても、仲間のような存在。世代が違うからこそ、どんな話も新鮮で聞いているだけでもワクワクします。同じ空間で笑い合える時間が幸せですね。
伊根町の好きなところを教えてください。
食が豊かなところ。日本海に面している伊根町では、漁業が盛んで新鮮な魚を味わえます。昨年の夏は、「釣りに連れてってやる」という漁師さんの粋な計らいで、船に乗せてもらいました。当日釣った魚も、捌き方を教えてもらい、いただきました。伊根町の方々は、旬の魚を通して季節を楽しんでいるように感じます。そんな伊根の日常を体験できた貴重な時間でした。
伊根の食について魅力を教えてください。
漁業に加え、農業も盛んです。伊根町の野菜は、緑が鮮やかで、味が濃い。地球にやさしい農業が特徴とのことです。地域の方と交流があるからこそ、ネギを見たら「何々さんが育てているネギですね」と言えることが密かな幸せ。野菜のおいしい食べ方も教えてくれます。ほうれん草の茎部分が、甘くておいしいことも、伊根町に来て初めて知りました(笑)。
伊根町での援農体験について教えてください
今日は、餅つきに参加しました。ついたお米は、去年の春、田植えをして育った白米と、伊根の日本酒「伊根満開」の原料となっている赤米の2種類。頭では分かっているのですが、あんなに小さかった稲が、姿を変えてお餅になることが衝撃でした。田植えに参加してから今日を迎えたことで、お米が出来上がるまでの労力を実感します。とてもおいしいお餅でした。
田植え体験はどうでしたか?
田植えも初めての経験でした。手植え作業は、腰が痛くなるほどの重労働。田んぼの端から端までを手植えをするのに、中腰の状態で1時間以上の時間がかかりました。その後、田植え機も使わせていただいたのですが、同じ作業が10分でできたことが驚き!やらないと分からないことばかりです。いつも地域の方のご厚意に甘えて、食について学ぶことができています。

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