会津若松商工会議所
街道観光モニターツアー「米沢と会津を結ぶみち」
実施概要

煉瓦製造の登り窯を見学する参加者
実施時期:平成25年11月7日
会津藩の初代藩主・保科正之公の治政検証から始めた事業の一環。街道観光は、古くからの「みち」を人とモノの交流の舞台ととらえ、沿線に残る遺物、産業等を観光資源と捉える取り組みです。当所では会津若松市を起点として保科公が整備した五街道をモチーフにツアーを企画し、2回目となる今回は山形県米沢市を目指す内容としました。
報告
会津若松市内を中心に28名が参加。米沢街道は古くから会津地方と山形県置賜地方を結ぶ要路で、近代化を支えた産業遺構も残っています。ツアーでは産業遺構として旧日中線熱塩駅(日中線記念館)、近代化に欠かせなかった煉瓦を製造していた三津谷登り窯などを見学しました。このほか、かつて藩主に献上した山塩(塩分濃度の高い温泉水を製塩)を復活させた製塩場、米沢市では会津若松市とも縁の深い、上杉氏をまつる御廟なども訪れました。
担当者連絡先