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観光立国推進基本計画について ~観光でつくる日本のチカラと地域の魅力~

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最終更新日:2012年3月30日

  • 平成24年度からの新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定されました。
  • 本計画は、平成19年1月に施行された観光立国推進基本法の規定に基づき、観光立国の実現に関する基本的な計画として定めています。
  • 基本計画の策定の方向性として、「観光の裾野の拡大」と「観光の質の向上」を掲げています。
  • 平成28年までに、(1国内における旅行消費額を30兆円にする、(2訪日外国人旅行者数を1,800万人にする等の目標を掲げています。また、新たに訪日外国人旅行者や国内観光地域の旅行者の「満足度」の目標を設定しています。
  • 観光は、国の成長戦略の柱の一つであり、また、東日本大震災からの復興にも大きく貢献するものです。観光立国の実現に向けて、本計画を着実に実施してまいります。

1.基本計画の見直しの方向性

 観光をめぐる現在の課題を克服し、日本の成長を牽引するべくこれから5年間に更なる飛躍をするため、基本計画の策定の方向性として、「観光の裾野の拡大」と「観光の質の向上」を掲げています。

2.基本的な方針

 東日本大震災を踏まえ、「震災からの復興」を柱の一つとして掲載しています。
 (1)震災からの復興、(2)国民経済の発展、(3)国際相互理解の増進、(4)国民生活の安定向上

3.目標

 観光地域や旅行サービスの質の向上を図るため、(1)国内における旅行消費額を30兆円、(2)訪日外国人旅行者数を1,800万人等の基本的な目標に満足度の目標(訪日外国人旅行者の満足度、観光地域の旅行者満足度)を追加するとともに、新たに、基本目標の下に「参考指標」を掲載しています。
 

○観光による国内消費の拡大
 (1)国内における旅行消費額
  平成28年までに30 兆円にする。【平成21年実績:25.5 兆円】


○国際観光の拡大・充実
 (2)訪日外国人旅行者数
  平成32年初めまでに2,500万人とすることを念頭に、平成28年までに1,800万人にする。
  【平成22年実績:861 万人、平成23年推計:622万人】


 (3)訪日外国人旅行者の満足度
  平成28年までに、訪日外国人消費動向調査で、「大変満足」と回答する割合を45%、「必ず再訪したい」と回答する割合を60%とすることを目指す。
  【平成23年実績:「大変満足」の回答割合43.6%、「必ず再訪したい」の回答割合:58.4%】


 (4)国際会議の開催件数
  我が国における国際会議の開催件数を平成28年までに5割以上増やすことを目標とし、アジアにおける最大の開催国を目指す。【平成22年実績:国際会議の開催件数741件】 


 (5)日本人の海外旅行者数
  平成28年までに2,000万人にする。【平成22年実績:1,664万人、平成23年推計:1,699万人】


○国内観光の拡大・充実

 (6)日本人の国内観光旅行による1人当たりの宿泊数
  平成28年までに年間2.5泊とする。【平成22年実績:2.12泊】


 (7)観光地域の旅行者満足度
  観光地域の旅行者の総合満足度について、「大変満足」と回答する割合及び再来訪意向について「大変そう思う」と回答する割合を平成28年までにいずれも25%程度にする。【実績値無し】

4.施策

 具体的な施策として、観光庁が主導的な役割を果たすべき主な施策(4項目)及び政府全体により講ずべき施策を提示しています。
<観光庁が主導的な役割を果たすべき主な施策>
 (1)国内外から選好される魅力ある観光地域づくり(観光地域のブランド化・複数地域間の広域連携等)
 (2)オールジャパンによる訪日プロモーションの実施
 (3)国際会議等のMICE分野の国際競争力強化
 (4)休暇改革の推進

5.計画期間

 平成24年度から平成28年度の5年間

6.その他

 毎年度、施策の点検・評価を行うとともに、観光庁が、関係省庁に対し、当該結果について翌年の施策に反映させるよう働きかけを行います。
このページに関するお問い合わせ
観光庁総務課
柳瀬、小出、石岡
代表 03-5253-8111(内線 27-112、27-117、27-116)
直通 03-5253-8322

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