訪日外国人消費動向調査平成28年10-12月期結果（速報）及び平成28年年間値（速報）
～平成28年は、前年比7.8％増で過去最高となる3兆7,476億円～
最終更新日：2017年1月17日
＜平成28年10-12月期（速報）＞
〇 平成28年10-12月の訪日外国人旅行消費額（速報）は8,922億円（前年同期比1.3％増）で、10-12月期の過去最高となった。
〇 訪日外国人旅行者１人当たり旅行支出（速報）は14万7,175円（前年同期比12.2％減）となった。
＜平成28年年間値（速報）＞
〇 平成28年の訪日外国人旅行消費額（速報）は3兆7,476億円（前年比7.8％増）で、年間値の過去最高となった。
〇 訪日外国人旅行者１人当たり旅行支出（速報）は15万5,896円（前年比11.5％減）となった。
訪日外国人消費動向調査の結果概要
１．訪日外国人全体の旅行消費額
＜平成28年10－12月期（速報）＞
〇 平成28年10-12月期の訪日外国人全体の旅行消費額（速報）は8,922億円と推計され、前年同期（8,804億円）に比べ1.3%増加した。
〇 国籍・地域別の旅行消費額は、中国が2,926億円（構成比32.8％）と最も大きい。次いで、台湾1,186億円（同13.3％）、韓国984億円（同11.0％）、香港832億円（同9.3％）、米国546億円（同6.1％）の順となっており、これら上位5カ国で全体の72.5％を占めた。
＜平成28年年間値（速報）＞
〇 平成28年の訪日外国人全体の旅行消費額（速報）は3兆7,476億円と推計され、前年（3兆4,771億円）に比べ7.8%増加した。
〇 国籍・地域別に旅行消費額をみると、中国が１兆4,754億円（構成比39.4％）と最も大きい。次いで、台湾5,245億円（同14.0％）、韓国3,578億円（同9.5％）、香港2,947億円（同7.9％）、米国2,130億円（同5.7％）の順となっており、これら上位5カ国で全体の76.5％を占めた。
２．訪日外国人1人当たり旅行支出
＜平成28年10-12月期（速報）＞
〇 訪日外国人１人当たり旅行支出は14万7,175円で、前年同期（16万7,696円）に比べ12.2%減少した。
〇 国籍・地域別にみると、スペインが最も高く（26万6千円）、次いでオーストラリア（25万円）、中国（21万4千円）の順で高い。
＜平成28年年間値（速報）＞
〇 平成28年の訪日外国人１人当たり旅行支出（速報）は15万5,896円と推計され、前年（17万6,167円）に比べ11.5%減少した。
〇 国籍・地域別にみると、オーストラリアが最も高く（24万7千円）、次いで中国（23万2千円）、スペイン（22万4千円）の順で高
い。中国においては、１人当たり旅行支出が前年比18.4％減少し、全国籍・地域の中で最大の減少幅となった。
平成28年10-12月期（速報）及び平成28年年間値（速報）の詳細結果については、下記ホームページをご覧下さい。
観光庁観光戦略課調査室 中村、星野
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