宿泊旅行統計調査の令和2年4月（第2次速報値）、令和2年5月（第1次速報値）の調査結果及び令和元年年間値（確定値）を取りまとめました。

○令和2年4月の延べ宿泊者数（全体）は、 971万人泊で、前年同月比-80.9%であった。また、5月は、781万人泊で、前年同月比-84.8%であった。
○日本人延べ宿泊者数は、4月は、950万人泊で、前年同月比-75.9%であった。 また、5月は、前年同月比-81.6%であった。
○外国人延べ宿泊者数は、4月は、20万人泊で、前年同月比-98.2%であった。また、5月は、前年同月比-98.6%であった。

○令和2年4月の客室稼働率は全体で16.3%であった。また、5月は全体で12.8%であった。

○延べ宿泊者数（全体）は、5億9,592万人泊（前年比+10.8%）であった。
○日本人延べ宿泊者数は、4億8,027万人泊（前年比+8.2%）であった。
○外国人延べ宿泊者数は、1億1,566万人泊（前年比+22.7%）となり、調査開始以降最高となった。

○客室稼働率は全体で62.7%であった。施設タイプ別では、ビジネスホテル（75.8%）、リゾートホテル（58.5%） 、旅館（39.6%）が、平成22年の調査対象拡充以降の最高値となった。
○客室稼働率が80%を超えた都道府県は、シティホテル6箇所（平成30年：10箇所）、ビジネスホテル4箇所（同：6箇所）、リゾートホテルは2箇所（同：2箇所）であった。
○東京都では全体の稼働率が79.5%と全国で最も高く、ビジネスホテル84.0%も全国で最も高い値となった。