観光庁では平成27年度から、訪日外国人を地方に誘客するため、テーマ性・ストーリー性を持った一連の魅力ある観光地をネットワーク化した広域観光周遊ルートの形成を促進し、海外へ積極的に発信する「広域観光周遊ルート形成促進事業」を進めています。
その取り組みの一つとして、それぞれの広域観光周遊ルートの実施主体が、外国人旅行者に訴求力のあるコンセプトに即して、複数の観光資源を結びつけた、観光周遊のための具体的なモデルコースを策定しています。
平成27年6月に国土交通大臣認定した7つの広域観光周遊ルートについては、昨年4月に20のモデルコースを策定し、公表したところです。
今回は、昨年6月に追加認定した4つの広域観光周遊ルートについて、11のモデルコースを策定しました。これにより全国11地域の広域観光周遊ルートにおいて、31のモデルコースが策定されました。
今後は、関係者が一層連携・協力し、当該モデルコースの、海外への情報発信や旅行商品の造成を促進することにより、団体・個人旅行双方での旅行需要を喚起し、訪日外国人旅行者の地方誘客に努めてまいります。
<今回新たに策定したモデルコース>
広域観光周遊ルート名 |
モデルコース数 |
日本のてっぺん。きた北海道ルート。 |
3 |
広域関東周遊ルート「東京圏大回廊」 |
3 |
縁の道~山陰~ |
2 |
Be.Okinawa 琉球列島周遊ルート |
3 |
合計 |
11 |