○日・ASEAN友好協力40周年記念事業として、ムスリム(※1)訪日旅行者を受け入れる環境整備や受入サービスの提供などに関心のある関係者(飲食・宿泊施設・旅行業者等)を対象に、東南アジアのムスリム市場に特化したセミナーを開催します。
○注目される同市場の現状と日本国内において先進的にムスリム旅行者の受け入れに取り組んでいる事例等を紹介することで、各地域における受入環境の整備促進や、飲食・宿泊などの各種施設における関連サービスが充実されることを期待しています。
※1 ムスリム…イスラム教徒のこと。豚肉やアルコールの飲食禁止、一日複数回の礼拝など、食事や礼拝時等における戒律がある。
※2 ハラル…合法である、という意味。食事以外にも、生活に関する事例すべてに使用。
【背景】
○東南アジアからの訪日旅行者は2011年の震災以降も高い伸びを示し、引き続き大きな拡大が予想されており、特にマレーシアやインドネシアの人口の多くを占めるムスリム旅行者の増加も今後期待されています。
○観光庁・JNTOでは、2013年が「日・ASEAN友好協力40周年」である機会を捉え、東南アジアからの訪日促進の取組を本格展開しているところです。 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000147.html
○ムスリム旅行者の拡大にあたっては、国内における受入側(飲食・宿泊施設等)の環境の整備について、さらなる対応が求められています。
○そこで、今般、「ジャパン・ムスリムツーリズム・セミナー」を下記のとおり開催いたしますので、関係各位におかれましては、是非ご参加ください。
【募集概要】
・開催日時 :平成25年2月1日(金)14時~16時・開催場所
:AP東京(中央区京橋1丁目10-7 KPP八重洲ビル)13階A・Bルーム
・参加費 :無料
・定員 :200名(先着順)
・申込受付期間 :1月21日(月)まで・セミナー申込方法:別紙1に必要事項を記入の上、メールまたはFAXにより申し込み
・取材申込方法 :別紙2に必要事項を記入の上、FAXにより申し込み
・主催 :観光庁・日本政府観光局(JNTO)
・プログラム
14:00 主催者挨拶
14:05 JNTO講演「東南アジアからのムスリム訪日旅行動向」
講演者:JNTOシンガポール事務所長 足立基成
14:50 パネルディスカッション
「ムスリム訪日旅行者への対応事例と受入サービスの充実に向けて」
コーディネーター:観光庁 国際観光政策課長 柏木隆久
パネリスト:
●岸田武雄氏 / 株式会社フィールジャパン with K 代表取締役
主としてアジアムスリム圏の旅行客の日本での受入を行う(ホームステイ・学校訪問等を含む)。
●Shuhaida Borhan 氏 /マレーシアアウトバウンド協会副会長、自身でも旅行会社を経営。
●仙野雅則氏 / 加森観光株式会社 社長室 室長
スキー場ほかリゾート施設・ホテルなどの運営。レストランではハラル(※2) メニュー、ホテルでは礼拝場所を提供。
●八杉よう子氏 / 株式会社美濃吉 外商部 マネージャー
早くからムスリム市場に着目し、ハラル御膳を提供するなど、先進的な取組みを行う。
●山城憲一郎氏 / 沖縄県 文化観光スポーツ部観光振興課 主査
外務省在外公館派遣員として在シンガポール日本国大使館に勤務。沖縄県はムスリムツーリズムに積極的に取組んでいる。
(以上 五十音順)
16:20 終了