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ユニークベニュービジネスセミナー開催報告

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最終更新日:2018年3月22日

概要

MICEマーケットにおけるユニークベニュー利活用の有用性を伝え、今後の日本におけるユニークベニューを活用したMICE誘致をビジネスとしてより一層発展させることを目的に、東京・奈良のユニークベニュー施設においてビジネスセミナーを開催。

《東京会場》清澄庭園

■ 開催日程:平成30年2月14日(水)14:00~17:00
■ 会場:清澄庭園 大正記念館
■ 参加人数:約90名(イベント関連事業者等)
    
                                                ▲ネットワーキングイベント(大正記念館前)         ▲琴演奏と会食用セッティングによるユニークベニュー演出再現(涼亭)
 

《奈良会場》橿原神宮

■ 開催日程:平成30年2月16日(金)14:00~17:00
■ 会場:橿原神宮 橿原神宮会館
■ 参加人数:約80名(イベント関連事業者等)
    
                                                 ▲ネットワーキングイベント(橿原神宮会館)        ▲和楽器演奏と連動した照明によるユニークベニュー演出再現(文華殿)

プログラム

  1. 「ベルリン先進事例紹介」 Yuji Andreas Wendler氏(teamtravel international GmbH 代表)
  2. 「国内先進事例紹介」 藤村博信氏(東京観光財団 コンベンション事業部 国際渉外担当課長、曽根豊太氏(東京観光財団 コンベンション事業部 誘致事業課主任)、池田伸之氏(株式会社JTB 観光戦略部長)
  3. 「ユニークベニュー演出手法」 Tobias Kamradt氏(KFP Five Star Conference Service GmbH セールスマネージャー)

講演のポイント

Yuji Andreas Wendler氏(ミーティングプランナー)
  • ドイツでは、マーケティングを行う会社と連携しているユニークベニューもあり、ウェブ上に利用条件、利用料金、装飾やデジタルを利用した演出、アクセスマップ、ケータリング、施設の写真、近くのホテル等を掲載することで、ミーティングプランナーが会場を提案するにあたって役立つ情報を提供している。
  • 日本においても、施設が専門会社によるマーケティング、利用規約の構築とその英語訳、各関係機関(ケータリング会社、設営会社等)のネットワーキング構築を積極的に行うことによって、ユニークベニュー利活用が進むのではないか。

池田伸之氏(旅行会社)
  • ユニークベニューを活用したテストマーケティングや東京の新たな魅力発掘等を目指し、平成29年10月に浜離宮恩賜庭園で「Tokyo Premium Night」を開催した。ナイトタイムエコノミーの促進も踏まえ、多様な方法でライトアップ演出を実施。まさに、浜離宮の歴史と近代的なビルの融合が、エレガントなストーリーを生み出した。
  • 今回での経験を踏まえ、申請のプロセス、準備期間、占用面積・占用料、設置物の移動等について、課題があると感じた。ユニークベニューを利活用していくにあたって、こういった点は官民連携して積極的に改善を図る必要がある。

Tobias Kamradt氏(テクニカルサプライヤー(照明・音響・映像業者))
  • イベント市場において、映像や音響、照明による演出は、既にスタンダードになっているため、クライアントの高い満足を得るためには、それを超えたサービスを提供する必要があり、そこでユニークベニューの存在が重要となる。
  • ユニークベニューは、「ユニーク」であるからこそ、予測がつかないことが起きる。特にテクニカルな面では、専門業者が事前にユニークベニューを下見し、その会場では何ができるのか、何が必要なのか確認することがイベントを成功させる上で必要。
  • ユニークベニューだからこそ出来ること(例えば、会場に隣接している庭園の活用、水辺の活用等)を引き出せれば、ユニークベニューを最大限活かすことが可能となる。
このページに関するお問い合わせ
観光庁 MICE推進室
TEL:03-5253-8938

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