国立千葉大学教育学部附属中学校にて「若旅★授業」第4校目を実施しました!
最終更新日:2013年11月13日
若者が旅を通じて今まで知らなかった世界と触れあうことで視野を広げ、触れあう過程で生きる力を伸張させる。その一歩としてまずは「旅に出たい、出よう」という気持ちを持てるような働き掛けを行うべく、旅に精通した方を講師として派遣し、学生に旅の意義・素晴らしさを伝える、「若旅★授業」を行っております。
この度4校目となる「若旅★授業」は、日本航空社員の谷口朋代さんに行って頂きました。
講師の谷口朋代(たにぐちともよ)さん ニュージーランド、コスタリカへのホームステイ経験や、北米・ヨーロッパ等多数の海外旅行経験、47都道府県全て回った日本縦断旅行経験を持ち、大学に在学中はボランティアで日本にいる外国留学生向けのサポートを実施。2008年に日本航空へ就職。
(参考)
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平成25年3月29日発表 品川女子学院にて「若旅★授業」を実施しました! ・
平成25年6月28日発表 神田外語学院にて「若旅★授業」第二校目を実施しました! ・
平成25年8月5日発表 文教大学にて「若旅★授業」第三校目を実施しました!
授業内容
総合的な学習の時間にあたる「共生」の時間を利用して若旅★授業を実施しました。
今回は、前半は講演形式、後半はグループワーク形式の二部構成で行いました。前半の講演では、「旅プランニング」ゼミと「世界遺産と共生」ゼミの生徒で、中学1年生から3年生あわせて55名に参加頂きました。まず、谷口さんの中学時代のニュージーランド、コスタリカへのホームステイの経験や大学時代の海外旅行についてたくさんの写真を交えながら、魅力的なトークと共に紹介をして下さいました。
後半は、「旅プランニング」ゼミの生徒30名でグループワークを行いました。旅にまつわる7つのキーワード(持ち物・安全・ホテル・マナー・食べ物・ことば)から、自分が実際に旅をするときに工夫したいことや気を付けることを5・7・5の川柳で作成してもらいました。1年生から3年生まで幅広い生徒さんが参加しているので、最初は戸惑いも見られましたが、中学の先生や講師の方の助言もあり、途中からは楽しみながらグループワークが進んで行きました。発表時には、ほとんどのグループが7つのキーワードについて川柳を作成していました。生徒さんが作成した川柳の多くに「おもてなし」という言葉が含まれており、その言葉が学生の間でも浸透しているということを感じました。最後に旅の経験が豊富な谷口さんが考える7つのキーワードにまつわる川柳を発表してもらう事で、旅に関して心がけることを学んでもらいました。「マナー」という項目では、日本での常識が世界では通用しないエピソードから「その国の言語よりマナーを学ぶことが大切」という言葉に生徒さんから驚きの声が上がっていました。授業後には生徒さんから「話を聞いて海外旅行に行ってみたくなった。そのために英語の勉強を頑張りたい」というコメントを頂き、旅の素晴らしさを知ってもらうことが出来たのではないでしょうか。
授業で使用した資料(一部抜粋)
授業を受けた生徒さんのアンケート結果は別添PDFをご覧ください。
今後、観光庁では「若旅★授業」を希望する学校と講師のマッチングを行うなど、当授業を継続的に実施する仕組みづくりをしていきますので、ご興味がありましたら下記連絡先までご一報ください。
観光庁観光地域振興部観光資源課
水口(みなくち)、小林、菊地
代表 03-5253-8111(内線27-802、27-822、27-823)
直通 03-5253-8925 FAX 03-5253-8930