即位日等休日法の施行に伴う大型連休中の旅行動向について
最終更新日:2019年4月18日
天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律(平成30年法律第99号)の施行に伴い、本年4月27日
から5月6日まで10連休となります。当該期間中における日本国内の宿泊施設の予約状況と国内外への旅行商品の販売状況に
ついては、4月3日に公表しましたが、今般、日本国内の宿泊施設の予約状況について、民間の機関が、2月18日、3月25日の
発表に引き続いて、4月18日時点での調査結果を以下のとおり発表しておりますので、当該期間中における旅行等を計画
されている方はご参照ください。
概要
◎ 民間の調査会社の調査(本年4月18日時点)によれば、国内の宿泊施設の予約状況については、
➣ 連休前半は全国的に予約が取りにくくなっているものの、連休後半は比較的予約が取りやすい状況。
➣ 宿泊料金については、連休前半は休日2週間前と比較して2倍近くに上昇しているものの、連休後半は落ち着きが
みられる。(3月25日時点での調査結果と比較すると、連休後半の宿泊料金の上昇率が低下しているほか、東日本の
多くの県では、連休前半も宿泊料金の上昇率が低下している。)
➣ 都道府県別にみると、京都府は唯一、連休全体の平均で9割以上の宿泊施設がすでに予約できなくなっている一方、
予約可能な客室が残っている宿泊施設が3~4割程度存在している都道府県も多数ある。
◎ (一社)日本旅行業協会によれば、旅行商品の販売状況については、海外旅行、国内旅行いずれも出発日や目的地を
選べば、まだまだ予約が可能な旅行先も多い。
国内の宿泊施設の予約状況
【調査概要】
2019年ゴールデンウィークにおける都道府県別、予約の取れなかった宿泊施設の割合及び宿泊料金の上昇率
■ 調査会社:株式会社atta(旧:株式会社WithTravel)
■ 対象宿泊施設:各都道府県に所在するホテルや旅館29,300施設
■ 対象:2019年4月27日~5月6日のゴールデンウィーク10連休
■ モニター期間:2019年1月1日~4月16日
■ 第1回目調査結果発表:2019年2月18日付
■ 第2回目調査結果発表:2019年3月25日付
■ 第3回目調査結果発表:2019年4月18日付
■ 料金比較対象日:対象日各日の2週間前
■ 宿泊日数:1泊2日
■ 客室タイプ:2名1室の客室タイプを利用した場合
【調査結果】
◎ 予約の取れなかった国内の宿泊施設の割合は現時点で約75%。特に10連休前半では、すでに85%を超えている。
第2回目調査(3月25日発表)と比較すると、5月4日以降の予約の取れなかった国内の宿泊施設の割合は、西日本の
府県で高くなった。
◎ 予約の取れなかった国内の宿泊施設の割合は、10連休初日の4月27日が最も高く、90%を超えた都道府県が26あった。
各都道府県の予約の取れなかった宿泊施設の割合
◎ 国内宿泊料金上昇率は10連休前半で西日本の府県がより高くなっている。一方で、5月4日以降では、第2回目
調査(3月25日発表)と比較すると、西日本も含め、多くの都道府県において国内宿泊料金上昇率が下がった。
各都道府県の宿泊料金の上昇率
旅行商品のゴールデンウィーク特設ページ
(一社)日本旅行業協会に加入する会員各社におけるゴールデンウィーク特設ページがまとめられておりますので、
ゴールデンウィークの空室予約可能な旅行のコースを調べるにあたりご活用ください。
https://www.jata-net.or.jp/travel/info/190327_gwinfo.html
観光庁 観光産業課 担当 : (宿泊関係)坂野・ 矢野 TEL: 03-5253-8111 (内線27-333、27-306)
(旅行関係)新倉・山田狩 TEL: 03-5253-8111 (内線27-302、27-318)