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「持続可能な観光」国際シンポジウムを開催しました

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最終更新日:2019年2月18日

観光庁は、国連が定めた2017年の「持続可能な観光国際年」を契機として、各国において持続可能な観光についての理解を促進していくことが求められていることを踏まえ、国連世界観光機関(UNWTO)と協力し、奈良県と共催で「持続可能な観光」国際シンポジウムを以下のとおり開催しました。

○開催日時:2月4日(月)~5日(火)
○開催場所:奈良春日野国際フォーラム「甍」
○テーマ:「地域に根ざした産業を観光素材として活用した未来の観光を考える」
○観光庁より、髙科審議官、町田参事官が出席
○参加人数:1日目230名、2日目190名
(海外からの参加:スペイン、タイ、台湾、中央アジア5カ国、他)
 
【全体概要】
・基調講演ではUNWTOより、観光分野の官民によるSDGs実現に向けた貢献、観光に関する各国市民の意識調査結果等について、また、奈良県立大学伊藤学長、JICA北岡理事長、日本観光振興協会久保理事長から持続可能な観光開発・地域づくり、地域産業を生かした観光に関する講演が行われました。
・パネルディスカッション1では、奈良の地場産業である酒造り、葛粉製造の事業者、「工場の祭典」を通じた地域産業の振興が観光にも結びついた新潟県三条市、タイ北部で山岳民族の村への訪問観光を企画している旅行会社の議論の中で、工場や生活の場をオープンにすることで観光振興とともに、事業の収益性の向上等活性化にもつながる事例の報告がありました。
・パネルディスカッション2では、奈良県、北九州市、台北等で観光振興に取り組む関係者や旅行会社から、産業や文化等の地域資源を磨き、その価値を地域内や国内外からの訪問者にも理解してもらうコミュニケーションを工夫することで、付加価値の高いものに適正価格がつき、消費額が高まるとともに、地域資源も継承されるという好循環を生み出す重要性が指摘されました。
・なお本シンポジウムには、「中央アジア+日本」対話の枠組みでの取組の一つとして、中央アジア五ヵ国の若手の観光政策担当者を招聘するとともに、地元の奈良県立大学、UNWTO賛助会員である和歌山大学の学生も参加し、持続可能な地域づくりや旅行者としての責任ある行動等についての特別セッションを実施しました。
・全体のまとめとして、地域の伝統産業には地域の風土の中で長年培われた共生の知恵、精神性、創造する力が込められており、これが観光資源として再認識され新たな経済活動につながることで、地域の伝統への誇りと保全の機運を生み出し、来訪者にとっては体験、学びの場となることが指摘され、こうした循環を生み出す観光の役割について確認されました。

            
                                   髙科審議官による開会挨拶                                                                                 国内外の登壇者による議論

その他

・2月4日(月)に奈良県主催でのウェルカムレセプションを開催。
・2月5日(火)に観光庁主催でのフェアウェルレセプションを開催(場所:平城宮いざない館)。
        
            フェアウェルレセプション参加者の記念撮影                              平城宮いざない館見学ツアー

・2月4日(月)、6日(水)に奈良県の主催でテクニカルビジットを開催。
シンポジウムのテーマに関連する施設(豊澤酒造、正暦寺、錦光園、竹茗堂)を訪問しました。

         
                                        にぎり墨体験:錦光園                                                                                  茶筌の見学:竹茗堂
このページに関するお問い合わせ
観光庁国際関係参事官室 中村、今村、中井、鈴木
代表:03-5253-8111(内線27509)