国土交通No.116

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File 17平成23年1月27日。火山灰が降灰した都城市内の様子。新燃岳の周辺では、桜島で数年間に降る量を数日で超えるほどの降灰があった。国土交通省が保有する対策車両を全国から集めて路面清掃を行った。九州地方整備局が保有する防災ヘリ「はるかぜ号」から撮影した、平成23年1月27日の噴火の様子。九州地方整備局宮崎河川国道事務所大淀川砂防出張所所長・江口秀典(中央)、技術係長・又木徹(左)、事務係長・上野弘樹(右)。和気あいあいとした雰囲気ながらも真摯な姿勢を崩さない出張所の雰囲気が特徴的だった。武床谷新燃岳県道31号御鉢土石流発生源高千穂峰望原谷川荒川内川荒襲川国道223号折田代川中山谷丸谷川事業箇所流域を事業範囲としている。高崎川は位置する大淀川の支川である高崎川所大淀川砂防出張所は、宮崎県南部に九州地方整備局宮崎河川国道事務がっているのが見えました」ですが、新燃岳が噴火し噴煙が噴き上なっていました。空振は感じなかったの張所に戻り、ふと窓を見ると外が暗くりに平爆成発的23年1月噴火。「27日現、場新を燃ま岳わがって52年出ぶ「新気燃が岳つ噴い火たとら同空時がに暗対か応っ開た始」2012.8-913事業箇所の一部。土石流から山の裾野に広がる集落や道路を守るための対策を行っている状況がわかる。鹿児島県小林市新燃岳う。また集めた火山灰を有効利用し、高千穂峰新たなポケットを確保する工事も行223宮崎県用して仮設の砂防堰堤を作ることで、高原町除去だけではなく、大型のブロックを利御池ケットを確保するためだ。さらに土砂の役場都城市土石流が発生した時に受け止めるポ高原IC宮崎自動車道もった火山灰判断した管内や土12カ砂所なのど砂を除防去堰す堤るに。積大淀川砂防主出張所JR吉都線新燃岳の周辺で土石流による被害が想定されている範囲。Nう異例の早さだ。緊急性が特に高いと約、着手まで、その間わずか6日間とい角が鋭い。目に入るとひっかき傷や結膜関係機関や地権者との調整、工事の契かりの火山灰はざらざらしていて、粒の対策工事に着手。噴火後の調査から、る車も見られたという。さらに降ったばた。調査結果を基に、2月1日に緊急上はよく滑るため、スリップして横転すいる箇所を割り出すためのものであっが見えないほど。また積もった火山灰のによる土石流災害の危険性が高まっても車のヘッドライトをつけていないと前前述の緊急降灰調査の目的は、降灰所がある高たか原はる町ちょうや隣のみ都やこ城のじ市ょうでは昼で壊力を増し、大きな土石流となる。を採取して回った。降灰の影響で、出張さらに岩や樹木を次々に巻き込んで破人で2日かけ面を流れ、谷に集まって地面をえぐり、は新燃岳から、約60㎞10離0れ地た点位の置火まで山、灰14較的少ない雨でも、雨水がそのまま斜1?2㎞間隔のブロックに区切り、遠くり、雨水を通しにくくなる。このため比認から降灰範囲を割り出し、地図上でもった火山灰は水を含むと板状に固まら始めました」。風向きや現場での確ほとんどは地面に染み込む。しかし積感じでしたが、まずは降灰量の調査かた雨が降る。通常は山に降った雨水の直なところ、何をすればいいのかという菜種梅雨。宮崎では3月にまとまっ「噴火は初めての経験だったので、正発生していなかった。生していたが、噴火による災害は近年早土急石な流工に事備着え手ての氾濫や土砂災害などがたびたび発とマスクを着けて調査に臨んだ。では梅雨時期の降雨や台風による河川員や現場担当者らは、防塵用ゴーグル山系を源流としている。その周辺地域起こしてしまう可能性もあるため、職新燃岳や高千穂峰などからなる霧島炎を、気管に入ると咳の増加や炎症を