国土交通No.116

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大内宿区長の吉村徳男さん。食事処「こめや」を経営。お客様を温かく迎えてくれる。店先では岩魚の塩焼きやお餅も販売。春の風物詩茅屋根の葺き替え。茅屋根は3分割し、数年かけて葺き替える。49名からなる行政組かつての日本にはどこにでもあった中に、各家の代表者客をお迎えしていきます」帯、1大7内0宿弱での住は民の49世ばろうではなく前向きな姿勢で観光出迎えを計画しています。もはやがんを覚えていく。は畑に菜の花による黄色い絨毯でおい茅屋根を守ることは白色のそばの花を咲かせ、来年春にさい頃から火災に弱の旗を作り駐車場に立てました。秋に大切なお客様をもてなすそばととち餅。宿内のお食事処で各家に伝わる味が堪能できる。回のみと回りを行い、花火は8月する15日なのど年小1めて4月から〝きてくれてありがとう?た。来ていただいたお客様に感謝を込子どもたちは夏休みに火の用心の夜観光客も戻ってくるようになりましら守るための取り組みを行っている。「いろいろな方のおかげで今年に入り隊、火消し組などが大内宿を火災かは大きく減少。会を頂点として消防団、婦人消防かし、昨年は風評被害により観光客火設備の整備はもちろん大内宿防災に景観整備に努めるようになった。しも怖いのが火災だ。火災報知器や消保存に消極的だった人たちも自発的葺き木造建築を守っていくために最てることができるようになり、当初は大内宿の伝統的建造物である茅済効果をもたらし、観光で生計を立は言う。た。観光客が増えることで大きな経方向を向くことになる」と吉村さん力を借りることになるので皆が同じは年観間光1客2は0年万々人増が加大し内、平宿成を訪21年れにめんどくさいことをやっていけば皆の風評被害を乗り越えてんでいくことで人が見に来てくれる。「自分達の衣食住の文化を磨き、営ています」いる。通に生活を送ることが大切だと思っ宿の地域おこしのための活動をして然と次世代に受け継がれていく。普食文化や伝統行事の復活など大内が地域の力になります。その結果、自継承活動はもとより、街道の清掃、で、地域のコミュニティーを作り、それを結成。茅葺びかけ、平成き10屋年「根大の内保宿存結・技いの術会の」くことや年中行事を行っていくことを担っています。各団体が活動していその技術を習得。地区の青年達に呼「それぞれの団体がそれぞれの役割場を退職。茅葺き職人へ弟子入りし、り、多くの年中行事も吉村さんは、当時勤めていた下郷役青年会、子ども会など行わ13のれて団い体るが。あ切だと思い、何をしたらいいか考えた織の大内区を始め、消防隊、老人会、ふるさと●手作り郷土賞国土交通省では地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及びそれと関わりをもつ優れた地域活動を一体の成果として発掘し、大臣表彰を行っています。好事例として広く紹介することにより、各地の個性的で魅力ある郷土づくりに向けた取り組みが一層推進されることを目指してします。大内宿は昭和61年に受賞、平成17年には大賞を受賞。検索手作り郷土賞大内宿の入り口では“きてくれてありがとう”の旗がお出迎え。放水銃の一斉放水訓練。め、人びとを引き寄せている。に刻まれているDNAがその郷愁を求られている大内宿に、日本人の心の中た。今も昔ながらの風景や暮らしが守化により現在ではそのほとんどを失っ懐かしい農村の風景や暮らし。近代18