国土交通No.127
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11遊んだり、休んだり、スポーツをしたり、多くの人が利用する公園には、さまざまなバリアフリー設備があります。みなさんの近くの公園はどうでしょうか。道路から公園へ向かう道には点字ブロックが設置されており、道路と段差がないようになっていますトイレには人が近づくと音が出る装置がついていますトイレにはベビーチェアが設置されていることがわかるような表示があります出入り口には車いすやベビーカーが通れるように通路が広くなっている部分があります多目的トイレにはどんな人が利用するトイレか、どんな設備があるのかわかりやすく表示されています入り口から設置した点字ブロックは点字案内板に続いています公園事務所にはAEDが設置されています特集2を昇る必要があったりして、車いすの方や足の不自由な方は大変でした。現在は、基本的に段差がないように改修し、どなたでもスムースにすべての展示を見学していただくことができるようになっています。 ほかにも、さまざまな障害をお持ちの方にも使いやすい多目的トイレを2カ所に増やし、赤ちゃん連れのお客さま用に授乳室も設けました。 車いす用のスロープはもともとあったのですが、総合案内所からカフェまでの間に新たに1カ所設置しました。 最近は外国からのお客さまも多いので、言葉のバリアフリーにも取り組んでいます。重要な展示の解説は和英併記にし、各コーナー名を日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で表記したり、リーフレットも用意。英語対応可能なボランティアガイドもいます。 最近、イスラム教徒の方が礼拝場所を求めていらっしゃいましたので、急ごしらえで対応したことがありました。今後は、メッカの方向を調べ、絨毯を置くなどして対応を考えなければ…と思っているところです。 これからも、どなたでも見学しやすく、そして横浜港の歴史や文化を理解していただけるような博物館にしていきたいと思っています。建物のバリアフリー公園のバリアフリー・西早稲田駅と博物館公園いろんな工夫があるんだ勉強になったね撮影:都立戸山公園

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