国土交通No.127
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6特集2最近よく聞く「バリアフリー」。実際に何に取り組んでいるのか、気になることを聞いてみました。総合政策局の東野文人さんに聞いてみよう!「バリアフリー」とはどういうものですか?簡単に言うと、障がい者の方やお年寄りの方、妊産婦さん、ベビーカーを使う子育て世代の方々が生活するときに妨げになっているものを取り払うことです。例えば、車いすを使う方のために段差をなくす、階段の上のぼり下おりが難しい方のためにエレベーターを設置するといったことです。車いすが通れる幅の広い自動改札や、公園などにある車いす使用者などのための駐車スペースも、このバリアフリーの考え方から設置されているんですよ。国土交通省はバリアフリーのどんなことを担当しているのですか?基準や方針、整備の目標を定めたり、心のバリアフリーに関する取り組みをみなさんに広める活動もしています。国土交通省が進めているバリアフリーとはどんなものですか?法律でバリアフリー施策を始めたのは平成6年。まずは建物から進めようということで始まり、平成12年には公共交通に対する法律をつくりました。その後、バリアフリーは社会全体で取り組む必要があるということで、平成18年にこの二つの法律を一つにし、内容も充実させました。これが「バリアフリー法」です。新しいバリアフリー法の中では、心のバリアフリーについても書かれているんですよ。

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