国土交通No.127
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8みなとみらい線・千葉直義さんに案内してもらいました!車両、ホーム、駅舎はもちろん、 職員の意識もバリアフリーをめざしています 横浜高速鉄道会社が運営するみなとみらい線は、横浜の都心部にお客さまを運ぶ路線として全駅で「誰にでもやさしい駅」を目指しています。車いすの方や高齢者の方が楽に利用できるよう、段差を少なくしたり、視覚障がい者の方へは、コンコースやホームに誘導ブロックを設置しています。また聴覚障がい者の方や高齢者の方に分かりやすい駅にするため、サインは大きく見やすくしています。 足の悪い方から階段は上りより下りの方が大変だと聞きましたが、開業当時からすべての駅に、上りだけではなく下りエスカレーターを1ルート以上設置しているのも大きな特徴です。 車いすのお客さまが電車をご利用の際には、職員がスロープ板を持ってお手伝いしています。こうした介助がスムースにできるよう、サービス介助士の資格を持つ職員もおり、バリアフリーに関する研修は全職員が受けているんですよ。 現在は、駅施設の改修も順次進めています。元町・中華街駅では平成21年8月、駅の真上にあるアメリカ山公園の開業に合わせ、構内から直接屋上の園地部分までエスカレーター、エレベーターで行けるようにしました。横浜駅は、今年度中にホームドアを設置する予定です。将来の高齢化社会に向けて、バリアフリーの質も変わってくると思いますので、今後もお客さまの声を聞きながら、さらに「誰にでもやさしい駅・路線」を目指していきたいと考えています。車いすの方が使いやすい蹴込み型の自動券売機を設置しています車両床面の高さを低くし、ホームとの段差を極力少なくしています1編成に2カ所、車いすスペースを設けていますすべての人に分かりやすく見やすいサイン表示を採用しています多機能トイレは男女両方に設置していますどんな       を しているか見に行こう!バリアフリー駅のバリアフリー建物のバリアフリー公園のバリアフリー元町・中華街駅副都心線・西早稲田駅横浜みなと博物館都立戸山公園お兄ちゃんそこ、撮って!

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