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旧岩淵水門岩淵水門16荒川放水路と岩淵水門東京都今日は荒川下流河川事務所の藤枝調査課長に荒川放水路と岩淵水門の歴史を教えてもらいます。実は荒川のうち海から約22㎞までの部分は、人工的に掘った川なんですよ。それが「荒川放水路」です。水位が高くなると水門を閉じ、隅田川に水が入らないようにすることで氾濫を防いでいるんですよ。放水路と水門が出来る前の荒川(現在の隅田川)沿川は頻繁に洪水による浸水が発生し、深刻な被害に悩んでいたのです。放水路と水門ができたことで東京のまちの暮らしはずっと安全なものになりました。江戸時代以降、多くの人が苦しみ続けた荒川の水害を防ぎたい。その願いを叶えるために荒川放水路と岩淵水門は生まれたのです。ここにある岩淵水門と同様に洪水対策のためにつくられたものなんです。よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。平成11年の洪水で水門が閉じられた様子明治43年の水害の様子平常時洪水時荒川荒川岩淵水門岩淵水門新河岸川新河岸川隅田川隅田川
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