国土交通No.133
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0303 特集ストック効果これからの社会資本整備「ストック効果」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことがないという方のほうが多いかもしれません。道路や上下水道、公園、鉄道など、公共の利益のためにつくられたものを「社会資本(=インフラ)」と呼びます。社会資本は一度つくれば、適切に維持管理することで、その役割や機能は続いていきます。また、これまでつくったものに追加して整備すれば社会資本として蓄積していきます。このように、整備により蓄積された社会資本が「ストック」、その整備された社会資本が機能して、効率性や生産性などが向上していく効果が「ストック効果」です。ストック効果とは具体的にどのようなものなのか、その活用は私たちの生活をどう変えるのか。さまざまな事例を通じて考えてみましょう。港湾のストック効果とは?河川整備のストック効果とは?
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