国土交通省No.136
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03 特集航空新時代の到来〜MRJの開発とドローン活用の拡大〜最近、国産旅客機「MRJ」の初飛行や、無人航空機「ドローン」の活躍など、空の新しい利活用が話題になる機会が増えてきました。技術の進歩によって無限に広がる空の利活用への挑戦と、変わらぬ空の安全を守るための裏舞台を特集します。半世紀ぶりの国産旅客機開発平成27年11月11日、三菱航空機が開発しているMRJが初飛行に成功した(写真左)。日本の旅客機開発は、日本航空機製造(昭和34年設立-昭和57年解散)が製造し、昭和37年に初飛行したプロペラ機「YS-11」以来半世紀ぶり。ジェット旅客機は初となる。初飛行では名古屋空港を離陸後、太平洋側の空域を利用し、およそ1時間半かけて基本性能を確認した。最初の基本的な試験となるため、車輪は格納しないまま飛んでいる。写真提供/三菱航空機

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