国土交通省no143
17/24
17も国土を見張っています」と分かりやすいタイトルで説明しています。なお、パネルの貸し出しも随時受け付けています。さらに、職員が学校などに直接出向き、小学生から一般社会人の皆さまとコミュニケーションを取りながら、研究内容を説明したり質問に答えたりする、出前講座も行っています。Vol.06国土技術政策総合研究所アイデアと技に脱帽!「ボール紙で作る橋コンテスト」日本の将来を担う小学生に、「ものづくりを通じて私たちの生活を支える橋などの土木インフラの大切さを知ってもらう」ことを目的としたコンテストを平成6年から実施しています。23回目となる平成28年度は、つくば市内の小学4、5年生を対象に、独創的で夢のある橋を募集したところ、34の小学校から596作品もの応募がありました。「ぼくらしさ、わたしらしさ(独創性)」「橋としての安定感」「デザインや仕上がりの美しさ」を評価し、賞を授与。土木の日一般公開では受賞作品の表彰式を行うとともに、全応募作品を展示しています。平成28年度の最優秀作品作品は、主材料は工作用ボール紙2枚以内、幅30㎝の川に架け、1㎏の荷重に耐えられる橋と、厳しい条件をクリアしなければならない。国総研のロビーには橋コンテストの受賞作品が飾られてます。平成29年度国総研 一般施設公開スケジュール●科学技術週間一般公開 4月21日(金)●つくばちびっ子博士一般公開 7月28日(金)●土木の日一般公開 11月18日(土)●土砂災害研究部迫力満点の土石流シミュレーター「現場力」でも紹介した、土石流をシミュレーションできるジオラマも人気施設の一つ。水と土砂が川を流れてくる土石流は迫力満点。その仕組みを知るとともに、被害を防ぐための対策についても学べます。●下水道研究部使った水をきれいにする仕組みを体験家庭や工場から出る排水は、そのまま流してしまうと川や海を汚染します。使って汚れた水をどうしたらきれいな水にできるのか、下水施設で行われている浄水の仕組みを体験。街に飛び出した国総研パネル展示による研究広報私たちの生活に関わる重要な研究を数多く行いながらも、国総研の活動はなかなか認識されにくいのが実状です。そこで、国総研で行うさまざまな研究をパネルにまとめ、つくば市役所や、都心からつくばへの玄関口である「つくばエキスプレス」の秋葉原駅コンコースなどで展示する広報活動を行っています。内容も「みんなが使いやすい街を作る」「土木・災害と漢字」「雨の見張り番」など、子どもたちにも理解しやすく、かつ興味や関心を高める内容のものばかり。例えば「現場力」で紹介した土砂災害研究室の人工衛星による地表観測も「空からこのほかにもイベント時には、それぞれの研究部門で毎回異なる展示や体験会などが行われ、多くの参加者でにぎわいます。楽しく学びながら、日本の国土をつくる基準となる技術や研究に触れる機会を体験してください!※施設の一部は申し込みをすれば随時見学が可能です。興味のある人は直接お問い合わせください。ほかにもまだまだ見所満載!国土技術政策総合研究所(国総研)とは? 安心・安全で活力ある社会をつくるため、防災・減災や、道路、橋、空港などの活用・維持管理・整備などを目的に社会資本分野の研究を行い、その成果を普及・展開する国の唯一の研究機関です。国総研での研究成果は、日本の国土開発における技術基準作りや政策の企画・立案・遂行へと活用されます。http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/event/index.html施設見学や出前講座については直接お問い合わせください。お問い合わせ: 029-864-4090 (企画課)国総研 見学検索
元のページ
../index.html#17