国土交通省no143
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   防災情報を活用し 命を守る「新たなステージ」に対応した防災気象情報へ〜命を守るための分かりやすい情報提供を開始〜…………………………………………………………………………………4地震・津波・火山噴火から身を守るため情報精度の進化を図る…………………………………………………………………………………………………………………………………………7洪水の危険性をいち早く知らせる洪水情報のプッシュ型配信を開始………………………………………………………………………………………………………………10特 集 ここ数年の間で「雨の降り方がすごいな」と感じることはないでしょうか。激しい雨が局地的に降る「ゲリラ豪雨」という言葉もテレビなどでよく耳にするようになりました。この他にも、大雨や台風などで甚大な水害が発生したり、あまり雪が降らなかった地域に大雪が降ったり、「今まで経験したことがないような…」という言葉を聞くことも多くなっています。また、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)後の日本は、火山活動が活発だった9世紀の状況に似ており、いつ大規模噴火が発生してもおかしくない状況にあるという指摘もあります。 このような近年の異常な気象状況を、国土交通省では「大災害への警鐘」という意識から「新たなステージ」として捉え、最大の危機感をもって防災・減災対策に取り組んでいます。 今回の特集では、この「新たなステージ」に対応した気象・水害・火山噴火対策について紹介するとともに、地震・津波予報の最新技術や緊急速報メールを活用した洪水情報について紹介します。けいしょう3

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