航空

首都圏第3空港候補地抽出に当たっての視点 [資料1]-4

4) 気象,地象,海象
1.気象
  航空機は風に向かって離陸、着陸するため、横風により離着陸が制限を受けないように、滑走路方位を設定する。
  風の急激な変化等に対する検討も必要となる。
  ウインドカバレッジとは、ある滑走路方位に関して、年間の風向、風速を考慮し、横風の影響を受けず離着陸できる確率を表わしたものである。
ウインドカバレッジの図
出典:空港概論

  マイクロバースト:地上付近での強い下降気流で、航空機の運航に悪影響を及ぼす。
    マイクロバーストの図
出典:今日の航空気象業務(気象庁)

2.地象,海象

  適切な工法、工費での空港建設可能性を検証するため、地盤条件等(海上の場合は水深、波高などを含む)の検討が必要となる。
関東区域水深50mラインの図

関東区域波高分布図


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