ポルトガル マディラ島 フンシャル空港![]() 桟橋構造の採用 ![]() フンシャル空港の概況 ●滑走路長 2,800m ●構造 陸上部1,800mと桟橋部1,000mからなる複合構造により滑走路を延伸、2000年供用 ●桟橋部の構造 PCの桁及びスラブをRCの柱で支持(コンクリートは現場打ち) ●離着陸回数 25,000回(2001年) ●旅客数 220万人(2001年) 桟橋部横断図 ![]() 桟橋構造と施工手順 ![]() 継ぎ手の配置 ![]() ローリングリーフ・ジョイント
ゴム・ジョイント
共同溝と点検足場 ![]() ポルトガル航空ヒアリング(1) ●フンシャル空港に投入している航空機 ●エアバスA310,A330,ボーイングB757など (250-300人乗りの中型ジェット) ●継ぎ手部の走行性 ●走行性について違和感は全くない ●着陸後は通常の空港と同じ感覚である ●着陸時の速度は260km/h程度 ポルトガル航空ヒアリング(2) ●パイロットの視点からの留意事項(通常と異なる構造の場合) ●着陸時に構造物の横揺れはないか ●構造物により発生する乱気流はないか ●着陸時の視界は通常と同様か ●フライトシミュレーターによる走行性の確認は必要ないか フンシャル空港のまとめ ●継ぎ手部の走行性 ●継ぎ手部の滑走速度260km/h(海側から着陸の場合) ●継ぎ手部の走行性に違和感はない ●桟橋構造設計上の配慮 ●将来の機材の大型化への対応が可能(PCケーブルを追加) ●共同溝を桟橋スラブ上に配置 ●桟橋及び継ぎ手の維持管理 ●年1回の目視点検、桟橋下面点検用に移動足場を設置 ●耐用年数 継ぎ手25年、コンクリート構造100年 |