イラスト:飛行機 関西空港事務所 大阪府泉南郡田尻町




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関西空港事務所での仕事や、生活の楽しみについてご紹介します。

関西国際空港ってどんな空港?

写真:関西国際空港の管制塔 関西国際空港の管制塔
 関西国際空港(関空)は、大阪梅田から約1時間、泉州沖に造られた完全な人工島の海上空港です。騒音に配慮された環境に優しい空港で、3,500mと4,000mの2本の滑走路と、2つの旅客ターミナルビルを持ち、24時間航空機の離発着が可能です。毎日約240往復480便の飛行機が離発着しています。

 関空は、世界各国の70社近い航空会社が就航する国際空港です。また昨今話題のLCCが最大の特徴となっています。関空を本拠地とする会社も含め17社以上のLCCが乗り入れています。

高知や岡山までカバーする「広域ターミナル管制」

 関西地方は、比較的狭いエリアに多くの空港があるのが特徴で、関空、大阪国際空港(伊丹)、神戸、八尾の4空港は40km圏内にひしめき合っています。神戸空港は、関空の北からの到着経路や、伊丹空港からの出発経路のほぼ真下に位置し、徳島空港は、関空の南からの到着経路の真下に位置しています。

 関西空港事務所では、関空を発着する航空機はもちろんのこと、近畿圏の4空港に加え、中国四国地方の高松、岡山、高知空港に対し、レーダーを使用した管制業務も行っています。東は三重県から、西は岡山県、高知県までの2府8県にまたがる広大な空域を担当し、一日およそ1200機の航空機を取り扱っています。各空港からの出発、到着経路が複雑に交錯しており、この混雑した空域を全ての航空機が効率よく安全に飛行できるよう、関西空港事務所では「広域ターミナル管制」を行っています。

写真:近畿圏の4空港に加え、高松、岡山、高知空港に対し管制業務を提供しています。 近畿圏の4空港に加え、高松、岡山、高知空港に対し管制業務を提供しています。


 一般的な空港事務所では、管制官はひとつの空港を離発着する航空機を管制します。「出発機を担当する管制官」と「到着機を担当する管制官」といった具合です。しかし、広域ターミナルでは、一人の管制官が、「出発地や目的地は違うけれど、同じ空域を飛行する航空機」を管制します。具体的には、関空、伊丹、神戸空港からの出発機は経路が重なるので、一人の管制官が取り扱います。各空港から出発した航空機が同一の空域を飛行しますが、管制官によって安全かつ効率よく飛行させています。同様に東京や北海道から神戸、高松、岡山の各空港へ向かう航空機も、同じ経路を飛行するため、一人の管制官が担当する事で空域の有効利用をしています。

写真:関西国際空港を中心とした空域を担当する関西席 関西国際空港を中心とした空域を担当する関西席
 この広い空域は、10以上の「セクター」と呼ばれる更に細かい空域に区切られて、それぞれに管制官を配置し、管制を行っています。東西方向、南北方向、低高度や高々度など高さ方向にも区切られたとても複雑な空域を形成することで、上昇する出発機や降下する到着機がスムーズに飛行できるよう工夫されています。 こういった複雑な空域、特殊性、困難性は、管制官にとって間違えることの出来ない立体パズルを解くような難しい部分でもありますが、仕事のやりがいを感じる部分でもあります。

意外と近くて、意外と楽しい関空

写真:夕暮れの関空スカイデッキ 夕暮れの関空スカイデッキ
 業務はとても難しい関空ですが、年間2,400万人以上の利用者がある国際空港は、毎日多くの人で賑わっています。早朝は主に国内線やLCCを利用する人で溢れかえり、各国へ出発する便が集中する午前中は、国際色豊かなターミナルになります。午後にはリゾートから帰ってきた旅行客やビジネス客、海外からお見えになったツアー客などで到着ロビーはまた異なる表情を見せます。

 また、旅客ターミナルでは、期間中4万人以上が訪れる「関空旅博」をはじめ、夏休み恒例の関空夏まつり、KIX音楽祭、ダンスコンテスト、ビヤガーデンやドラゴンボート大会、クリスマスにはサンタによるイルミネーション点灯式など、年中を通して、大人から子どもまで、日本人も外国人も、多くの人が楽しめるさまざまなイベントが催されています。無料で1日遊べる場所としてテレビや雑誌で紹介された展望ホールは、休日には多くの家族連れで賑わいます。 加えて、天気の良い日の夕方には、空港島や対岸から夕日を望む事ができます。「日本の夕陽百選」に選ばれた綺麗な夕日は一見の価値ありです。

写真:りんくうタウンにあるアウトレットモール りんくうタウンにあるアウトレットモール
 また、対岸のりんくうタウンには西日本最大級のアウトレットモールがあり、近傍にはだんじり祭で有名な城下町の岸和田市をはじめとし、ラーメン、みかんや魚介類で有名な和歌山やリゾート地の南紀白浜、少し足を伸ばせば世界遺産の高野山など、歴史からショッピング、グルメまで気軽に非日常を感じられる場所がたくさんあります。京都までは特急列車で最速1時間15分、バスで1時間30分、神戸までは船で約30です。姫路・岡山・徳島・高松・名古屋へも便利な高速バスがあり、航空機を使わなくても便利な交通の要衝です。もちろん梅田、なんば、京都といった主要都市には、深夜バスも走っています。

 そんな意外と近くて、意外と楽しい関空へ…


「ええとこやから、いっぺんきてみ〜!」