イラスト:飛行機 福岡航空交通管制部 福岡県福岡市




福岡航空交通管制部のページへようこそ。
仕事や、生活の楽しみについてご紹介します。

福岡航空交通管制部ってどんなところ?

写真:福岡管制部の位置 福岡管制部の位置
 福岡航空交通管制部(福岡管制部)は玄界灘と博多湾に囲まれた福岡市東区の「海の中道」というエリアにあります。夏には海水浴やプールに行く人で賑わいます。航空路が記された「エンルートチャート」をお持ちの方は“DGC(FUKUOKA VORTAC)”の位置するところだと思って下さい。


写真:福岡管制部の外観〜真上を福岡空港到着機が通過します〜 福岡管制部の外観
〜真上を福岡空港到着機が通過します〜




 福岡空港からは北西約10kmの場所にあり、滑走路を南向きに使う南風運用時は、到着機が福岡管制部の真上を降下しながら通過していくのを見ることができます。間近で迫力ある姿を見られるので、飛行機好きには嬉しい場所です。

 日本全国の空港の中には夜間運用されていないところもありますが、福岡管制部では、たとえばアジアから北米へというように外国を出発して日本の上空を通過し外国へ向かう航空機も数多く扱っており、24時間365日絶えず航空管制官が航空機を見守っています。1チーム約24名、6チームで交替しながら勤務しています。

隣接する韓国、中国、台湾の管制官とも英語で調整

写真:福岡管制部の管轄空域 福岡管制部の管轄空域(赤色)
 福岡管制部が管轄している空域は、中国地方の半分と四国九州地方全域です。ほぼ全ての県に国が管理する拠点空港があり、西日本を代表する関西国際空港や大阪国際空港の出発・到着機も扱っています。その他に、対馬空港、福江空港、屋久島空港や種子島空港のように離島にある空港もあります。こうした交通量の少ない空港にはレーダーが設置されていないため、福岡管制部でレーダーを使用せずに行う進入管制業務を行っています。

 また、北は韓国、西は中国、南西は台湾の管制機関が管轄する空域と接しています。そのため、これらの外国管制機関で働く管制官と専用電話を使用して調整することも主な業務の一つとなっています。通常業務では英語を使用しますが、イレギュラーなことが起きた時でも日本語が通じないため英語で調整しなければなりません。管制官に英語能力が求められる理由の一つがここにあります。

写真:韓国、中国、台湾の管制官とも調整が行われる福岡管制部の運用室 韓国、中国、台湾の管制官とも調整が行われる福岡管制部の運用室
 福岡管制部の平成25年の年間取扱機数は922,560機で、平均にすると1日あたり2,528機でした。これらの航空機を管制するために、福岡管制部では11の「セクター」と呼ばれるエリアに分割しています。
 あるセクターでは上海方面から首都圏方面に向かう航空機の流れに長崎、佐賀、福岡空港からの出発機を組み込み、次のセクターではその流れに熊本、大分、北九州、山口宇部、岩国空港からの出発機を組み込むというように、まさに航空機をリレーしてゆく仕事をしています。

 すでに巡航してスピードに乗っている航空機の流れに、まだ出発したばかりで上昇中のスピードが出ていない出発機をどこに入れていくのか、その日の風の強さや航空機の型式などを考慮に入れて判断していきます。同じダイヤに基づいて毎日運航されているはずですが、離陸する順番やタイミングで流れが全く変わってくるところがこの仕事の難しさおもしろさでもあると思います。

福岡の名所・太宰府天満宮

写真:福岡空港から直行バスも出ている観光名所「大宰府」 福岡空港から直行バスも出ている観光名所・大宰府
 福岡は、空港も博多駅も街の中心にあり、到着したあと電車やバスで移動がしやすいところです。夏には福岡空港の展望デッキにビアガーデンが登場して、飛行機を利用しなくても仕事帰りの人が大勢集まるぐらいの近さです。

 街から電車で約30分で、学問の神様・菅原道真公が祀られる太宰府天満宮に行くことができます。福岡空港と博多駅から直行バスが運航されており、足を運びやすくなっています。年間700万人もの参拝者が訪れるそうです。


写真:梅ヶ枝餅 名物・梅ヶ枝餅
 境内には道真公が愛した梅の木にちなんで、種を粗末にしないようにと「梅の種納め所」があります。梅の種を持参して参拝するといいそうですよ。また、参道のあちこちで太宰府名物の梅ヶ枝餅が販売されています。モチモチのお餅の中には小豆餡が詰まっていて、太宰府天満宮のシンボルである梅の花の焼き目が入っています。
 道真公の誕生日の845年6月25日と命日の903年2月25日にちなんで、毎月25日だけ白いお餅がヨモギの緑になるそうです。訪れた際はぜひアツアツの焼きたてを召し上がってみてください。


「福岡よかとこやけん、来てみんしゃい。」