航空機の脱炭素化に向けては、国際的な脱炭素社会の潮流の中で、電動化や水素航空機の実現など、温室効果ガス排出削減のための革新的な技術の導入に向けた取組が進められています。こうした新技術を社会実装し、航空機の脱炭素化を進め、日本の航空機産業の競争力強化に繋げていくためには、技術開発を推進するとともに、官民が連携して、安全基準の策定や国際標準化に向けた取組を進めて行くことが重要です。
このため、国土交通省と経済産業省は合同で、「航空機の脱炭素化に向けた新技術官民協議会」を設置し、新たな技術の導入に向けた安全基準の策定や国際標準化において、日本企業が技術に応じて主導的な役割を果たすための戦略的な取組の検討を進め、航空機の脱炭素化に向けて日本企業が持つ優れた技術の社会実装及び産業競争力の強化に向けた取組を推進します。