航空市場における競争の激化や国内航空旅客の減少が進み、地方航空ネットワークの維持が一層困難となっている昨今、地方航空ネットワークの維持・充実について、従来のように企業努力に依存することには限界がある。さらに、各地域が置かれている状況は多様であることから、地方公共団体、空港ビル会社及び地場産業等を含む地域がこれまで以上に主体的な役割を果たし、航空会社とのパートナーシップを通じて、地方路線の維持・充実に向けて地域のニーズに合った具体的な措置を講じていくことが期待されている。
以上のような状況にある中、「羽田発着枠配分基準検討小委員会報告書」（平成２４年１１月２８日）においては、「既存の政策枠の活用状況を踏まえた上で、当該政策枠を活用し、地域が航空会社とのパートナーシップにより実施する地方航空ネットワークの充実のための取組みの提案に関してコンテストを実施し、優れた提案を評価して発着枠を付与する手段の導入を検討するべき」とされ、羽田空港国内線発着枠の配分に係る政策コンテストの導入が提言されたところである。
これを踏まえ、羽田発着枠に関する政策コンテストの導入に向け、その評価基準の検討及び提案の評価等を行う際に、外部有識者の知見を活用するため、本懇談会を開催する。

委員名簿

第１回（平成２５年７月２９日）

第２回（平成２５年１１月６日）

募集要項

羽田発着枠政策コンテストへの提案募集の開始について

評価結果

羽田発着枠政策コンテストの評価結果について