【平 成19年度GISセミナー】

「GISワークショップ in しまね」 平成19年12月19日(水)開催される

 国土交通省国土計画局では、GIS(地理情報システム)のより一層の整備・普及を図るため、地方公共 団体におけるニーズや諸課題の共有並びに解決方策の企画・立案等に資するセミナー(全5回を予定)を開催します。
 その第3回「GISワークショップ in しまね」が、国土交通省主催、島根県中山間地域研究センターの共催で、さる12月19日、島根県飯石郡飯南町の島根県中山間地域研究センター2階「大会議 室」他の会場におい て、島根県内外の地方公共団体関係者など50名余の聴講者が参加し開催されました。
 ワークショップではまず全体会として、東京大学空間情報科学研究センター特任教授の今井修氏が「空間的思考−GISを用いた思考の基本」と題して講演を 行 いました。
 続いて、「活動層コース」、「関心層コース」に分かれて分科会を実施しました。
 「活動層コース」では、まず島根県中山間地域研究センター地域研究グループ科長の藤山浩氏が「GISを活用した地域マネジメントに向けて−交 通・土地利用での応用例とWeb−GISによる進化」と題して事例紹介を行い、続いて、島根県中山間地域研究センター・中国総合GISセンターの和久利綾 子氏他が講師を務め、「安価なGISソフトで防災マップづくり」と題して、GISソフトの操作を体験するワークショップを行いました。
 一方、「関心層コース」では、まず、東京都世田谷区立山野小学校おやじの会「山野おやじネット」副会長の原岡充氏が「安全安心なコミュニ ティーの実現−GISを活用した交通安全ハザードマップの例」と題して事例紹介を行い、続いて、東京大学空間情報科学研究センター研究支援推進員の古橋大 地氏が講師を務め、「地域課題解決に向けて−無料ツールでもここまでできる!」と題して、GISソフトの利活用方法を学ぶワークショップを行いました。
 最後に、参加者からの質疑応答を含め、今井修氏のコーディネートにより、「地域の課題解決に資するGISの利活用−地方自治体等の役割と連携の強化」を テーマに意見交換会を行いました。

 以下に、「GISワークショップ in しまね」の講演概要を掲載します。

 


    会場の模様(全体会)


    会場の模様(分科会)


プログラム

1.開  会 

2.主催者挨拶   国土交通省国土計画局国土情報整備室室長  西澤 明

3.全体会・講演  「空間的思考−GISを用いた思考の基本」
            講師:東京大学空間情報科学研究センター特任教授 今井 修 氏           →講 演概要

4.分科会(ワークショップ)
   【活動層コース】
    @事例紹介 「GISを活用した地域マネジメントに向けて−交通・土地利用での応用例とWeb−GISによる進化」
            講師:島根県中山間地域研究センター地域研究グループ科長 藤山 浩 氏      →講演概要

    Aワークショップ 「安価なGISソフトで防災マップづくり」
            講師:島根県中山間地域研究センター中国総合GISセンター 和久利 綾子 氏 他 →講演概要

   【関心層コース】
    @事例紹介 「安全安心なコミュニティーの実現−GISを活用した交通安全ハザードマップの例」
            講師:東京都世田谷区立山野小学校おやじの会「山野おやじネット」副会長 原岡 充 氏  →講演概要

    Aワークショップ 「地域課題解決に向けて−無料ツールでもここまでできる!」
            講師:東京大学空間情報科学研究センター研究支援推進員 古橋 大地 氏     →講演概要

5.全体会・意見交換会 「地域の課題解決に資するGISの利活用 − 地方自治体等の役割と連携の強化」
            (コーディネーター)東京大学空間情報科学研究センター特任教授 今井 修 氏   →意見交換会概要

6.閉  会 


【セミナー事務局】  財団法人 日本総合研究所 特別研究本部 (担当:清水)
             電話:03-5275-1570 FAX:03-5275-1569 e-mail:research@jri.or.jp