No.3 平成15年4月22日
土地利用や自然環境はどのように変化しているのでしょうか。
<ポイント>
【土地被覆分類図】
1972年/関東地方中心部
2000年/関東地方中心部
※土地被覆分類図は、人工衛星に搭載されたセンサによって観測された衛星データを用いて、地表面の土地利用の様子を色分けして表示した画像のことです。土地利用の判別にあたっては、あらかじめ住宅地や森林といった分類項目毎にデータの特徴(反射特性)を求めておき、これを基準として画像全体の土地利用の様子を統計手法によって自動分類しています。
【植生指標画像(植生活性度)】
1972年/関東地方中心部
2000年/関東地方中心部
※植生指標画像(植生活性度)とは、人工衛星に搭載されたセンサによって観測された衛星データを用いて、植物の有無や多少について色分けして表示した画像です。植物の生物・化学的な特性(例えば、植物中のクロロフィルの存在、葉の細胞構造、反射率の高低など)に裏付けされた指標であり、植物の可視域の赤色光域と近赤外域での反射特性をもとに計算しています。
※1972年と2000年の画像は、比較を可能とするため11月下旬に観測した衛星データを選択して用いています。
(出典)衛星リモートセンシングデータ(’72:Landsat-1(MSS), ’00:Landsat-7(ETM+))をもとに国土交通省国土計画局作成。