奄美・小笠原

奄美群島の概要

1.地理的・自然的特性

奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島等有人8島
鹿児島市の南西約370~560kmの範囲に位置、琉球弧の一部を構成
総面積は1,231㎞2(奄美大島は712㎞2で沖縄本島、佐渡島に次ぐ面積)
気候は亜熱帯性気候で、四季を通じて温暖、多雨
台風の常襲地帯

2.沿革

西暦1460年頃 全島が琉球王朝の支配下に入る。
西暦1609年  薩摩藩の征縄役の結果、奄美群島は琉球から分割されて薩摩藩に直属
明治 8年   鹿児島県大島大支庁が名瀬に置かれる。
昭和21年   連合軍総司令部の覚書により日本本土から行政分離され、沖縄に本部を置く米国軍政下に統治される。
昭和28年   日本に返還され、鹿児島県の行政管理下に編入される。
昭和29年   奄美群島復興特別措置法制定(以後、約5年ごとに期限を延長)
昭和39年   奄美群島振興特別措置法と改称
昭和49年   奄美群島振興開発特別措置法と改称
令和 6年   奄美群島振興開発特別措置法の一部改正
        (有効期限を令和10年度末まで5か年延長)
        奄美群島振興開発基本方針を策定
        奄美群島振興開発計画を策定(鹿児島県)
 

3.概況

人 口:104,281人 (令和2年国勢調査) 〔参考〕昭和30年国勢調査 205,363人
行政組織:奄美市、大島郡11町村(鹿児島県大島支庁 所在地:奄美市)
所 得:2,326千円 (令和2年度1人当たり所得)、対全国格差72.7%
主な産業:<農   業> さとうきび (沖縄に次ぐ生産量)
             花き (菊、ユリ、ソリダゴ、グラジオラス)
             野菜 (ばれいしょ、さといも)
             肉用牛
             果樹 (タンカン、ポンカン、すもも) 
     <水 産 業> クルマエビ、マグロ、カツオ、イカ
     <製 造 業> 大島紬、黒糖焼酎
     <観 光 産 業> 年間約82万人の入込客数(令和5年)
 

主要指標の比較

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局特別地域振興官付
電話 :03-5253-8111(内線29-714)
直通 :03-5253-8423

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