○指定課題1:『地域の特性等を表す新たな評価軸・評価指標の提案に関する研究』
(敬省略 五十音順)
代表者名 | 研究テーマ | 概要 |
筧 文彦 ((株)日建設計総合研究所) |
「幸福論」アプローチに基づく都市インフラ評価手法の開発研究 | 全国レベルの統計データに基づき、国民の幸福指標(生活への満足度)と都市インフラとの関連を分析・モデル化する。 |
代表者名 | 研究テーマ | 概要 |
姥浦 道生 (東北大学)ほか |
英独における広域計画の廃止・統合による“弱体化”とその影響-日本における広域計画の積極的運用との比較を通じて- | 英・独における広域地方計画制度の事例を調査し、国内事例と比較を行うことで、国内における広域地方計画の圏域設定のあり方、計画の実効性を担保する手法、経済振興及び人口減少等の各課題への対応に関する示唆を得る。 |
代表者名 | 研究テーマ | 概要 |
氏原 岳人 (岡山大学) |
人口減少下における地域スポンジ化のモデリング-GISを用いた建物レベルの時空間解析- | GISを活用した、特定地域(県レベル)における建物1件1件の開発・滅失状況を定量的に把握する方法を開発することで、都市・地域・国土計画を検討する上での基礎情報とする。 |
森尾 淳 ((一財)計量計画研究所)ほか |
持続可能な地域の条件に関する研究-若者の人口動態分析を通じて- | 全国の人口分布データに基づき、若者の定住・流出と教育機会、雇用、都市的サービス(大型商業施設等)の関係についてモデル化を行うともに、自治体や有識者へのヒアリングによって若者定着に寄与する政策への示唆を得る。 |
代表者名 | 研究テーマ | 概要 |
霜浦 森平 (千葉大学)ほか |
農村ツーリズムによる流域ネットワークの再編と地域経済多角化-高知県四万十川流域の取り組みから- | 四万十流域における農村ツーリズムを事例として、統計データの分析及び事業者へのヒアリングに基づき、ツーリズムの経済効果を推計するとともに、国土政策の観点から「流域」の有する役割及び機能について検討を行う。 |
和田 裕平 ((株)地域協働推進機構) |
地域づくり活動の事業効果測定方法及び政策への導入可能性に関する研究-SROIを対象として- | 近年、特にイギリスでの導入が検討されている、社会的企業の事業効果を定量評価する手法であるSROI(Social Return On Investment)に着目し、社会的企業が自身の事業効果を簡易に測定するツールを開発する。 |
代表者名 | 研究テーマ | 概要 |
小山 雄資 (鹿児島大学) |
奄美大島における戦後の都市基盤・施設整備をふまえた景観概念の再構 築 | これまでの奄美振興開発計画に基づく都市基盤・施設整備と、これによる景観への影響を明らかにすることで、奄美大島における今後の持続可能な整備手法に対する示唆を得る。 |