第6回「港湾施設の出入管理の高度化に関する検討会」の結果概要
平成19年 1月18日
<問い合わせ先>
港湾局総務課危機管理室
  (内線46282、26284)
TEL:03-5253-8111(代表)


 保安と物流の効率性の両立のため出入管理の迅速化・効率化が重要であるとの認識のもと、港湾施設の利用者・管理者等と意見交換、認識の共有を行い、その上で解決策を検討する、「港湾施設の出入管理の高度化に関する検討会」(第6回)を平成19年1月15日に開催しました。

 1.開催日時:  平成19年1月15日(月)14:00〜16 :00
 2.場   所:  全国都市会館 3F第一会議室

 3.メンバー:
   【座長】 池田 龍彦 横浜国立大学国際社会科学研究科教授
【副座長】 津守 貴之 岡山大学社会文化科学研究科助教授
【港湾関係者】 東京都、横浜市、名古屋港管理組合、大阪市、神戸市、北九州市、福岡市、(財)東京港埠頭公社、(財)横浜港埠頭公社、(財)名古屋港埠頭公社、(財)神戸港埠頭公社、(財)大阪港埠頭公社、(社)日本港運協会、(社)日本船主協会、(社)全日本トラック協会、外国船舶協会、全国港湾労働組合協議会、全日本港湾運輸労働組合同盟、全日本海員組合
【関係省庁】 国土交通省(総合政策局、港湾局)

 4.議事:
  (1)これまでの経緯と平成18年度の調査の進め方について
  (2)共通カードの仕様等について
  (3)生体認証の実験計画について

 5.結果の概要:
   @ 出入管理の高度化の実施に向けて、生体認証の導入のあり方、共通カードの仕様や発行対象、発行手続、港湾施設における出入管理手順等について今年度検討を行うことで合意が得られた。
A 共通カードの仕様については、カード容量、全施設共通とすべき項目、オプションとすべき項目などについて了承が得られた。ただし、下記のような指摘があった。
  ・カード発行時の信用付与の方法を検討すべき
  ・カードを所持していない人への対応方法を検討すべき
B 生体認証の実験計画について、指紋、指静脈等について使いやすさ、保安性、コスト等の観点から比較検討することが了承された。




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