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本日、第2回内航フィーダー輸送推進委員会が開催されたところ、結果は次の通り。
◎実験の成果(実験の概要については別紙1参照)
1.(神戸港、広島港)ライブカメラ設置によるバース状況のリアルタイム把握について
・入港待ち時間、荷役待ち時間の短縮や着桟バースの変更といった効率的な運航に実現のための課題が明らかとなった。
・荷役状況、気象状況などの正確、迅速な把握が可能となることで、ターミナルと船舶間における連絡の円滑化やターミナル内作業の省力化・安全性の向上、荷主サービスの向上等に効果があった。
2.(神戸港)貨物(偏荷重)情報の共有による作業の安全性向上について
・測定情報を事業者間で伝達、共有することができ、情報の提供を受けた事業者からは有益な情報であるとの評価があった。
・今回測定した荷重情報にとどまらず安全性向上の工夫が必要であることや荷重の測定、計測情報の取りまとめに時間がかかりすぎるといった指摘があった。
◎調査の結果
1.作業情報の共有とサービス向上への活用について
・神戸港と広島港の荷役作業者の相互研修により、互いの港での作業手順・荷役スピードの相違点、取り扱い貨物の中身、安全に対する取り組みに関して認識が深まった。
2.内航フィーダー貨物の潜在的需要の発掘と集荷方策の検討について
・内航フィーダー貨物となる可能性の高い貨物の多い地域や取扱いが多い品目を統計的に絞り込むことが有効であることが確認できた。
◎ 今後の課題等
・内航フィーダー輸送を行うスーパー中枢港湾と地方港との連携体制(バース状況、貨物情報等の共有)の構築。
・作業情報の共有とサービス向上への更なる取り組み。
・内航フィーダー輸送に適した貨物の絞り込みを踏まえた、荷主に向けてのPR。
等
◎委員については別紙2参照
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