みなとの施策の紹介

国民生活を支える基幹的な国際物流基盤の整備
海経済のグローバル化に応じた
中枢・中核国際港湾等の機能の充実


 増大する国際物流や日本の国土特性に鑑み、我が国物流の高コスト構造を是正し、国民生活を支える物流基盤を形成するため、国際海運ネットワークの起点となる中核国際港湾において、コスト・サービスとともに国際水準を視野に置きつつ、国際的な社会資本として大水深の国際海上コンテナターミナルの整備を図っています。


■コンテナターミナル(水深15m級)のアジア主要国との比較
国名
韓国
台湾
中国
シンガ
ポール
日本
現在の供用施設数
(平成12年4月現在)
8
3
4
11
10
(東京3、横浜1、
名古屋2、神戸4)
平成12年度以降の供用施設数
(見込み)
16
(H15年)
3
10
(H16年)
31
(H21年)
19(H15年)
(東京7、横浜3、
名古屋2、大坂1、神戸6)

東京港

 我が国の南北に細長い国土構造、産業分散の形態等の特徴から、コンテナ船が複数港に寄港し、日本はコンテナ船の寄港回数において世界第一位 です。



国別コンテナ船寄港回数順位
(1999年)
コンテナ船港湾別寄港回数順位
(1999年)
Rank '99
Country/region
寄港回数'99
1
Japan
26,038
2
China
21,091
3
USA
17,305
4
Taiwan
13,327
5
Singapore
13,198
6
South Korea
9,733
7
Spain
7,888
8
Italy
7,840
9
Malaysia
6,597
10
U.K.
5,986
Rank '99
Port
Country/region
1
Hong kong
China
2
Singapore
Singapore
3
Busan
South Korea
4
Kaohsiung
Taiwan
5
Rotterdam
Netherlands
6
Keelung
Taiwan
7
Port Klang
Malaysia
8
Kobe
Japan
9
Yokohama
Japan
10
Nagoya
Japan
出典:港湾技術研究所資料



 一方、アジア主要港における競争が激化する中で、我が国に寄港しない大型コンテナ船(本船)が増加しつつあります。

外資コンテナ航路の便数と日本への寄港割合
戻る menu 次へ

Copyright 2000-2002 kouwankyoku