みなとの施策の紹介

港湾整備の効果事例
陸上輸送から海上輸送へ転換したことにより、
物流コストが削減できた事例


(4)熊本港
フェリー岸壁の整備により、熊本〜長崎の利便性の向上に寄与


 熊本市の水際線は有明海に面しており、干潟のためフェリーが就航できる港がありませんでした。この干潟に技術開発を駆使し、昭和49年より熊本港の整備に着手し、平成5年にはフェリー岸壁が完成しました。
 従来、熊本市から長崎に行く場合は、北に位置する長洲港や南に位置する三角港を利用していましたが、熊本港フェリー岸壁の完成により、島原(長崎)や本渡(天草)と結ぶカーフェリー及び高速旅客船が就航できるようになり、所要時間が1時間程度(カーフェリー利用)短縮されました。
 また、九州横断定期観光バス(長崎〜熊本〜別府)が、熊本港〜島原外港フェリーを移動手段として利用するなど、旅客数は年々伸びています。

熊本港

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