　公共工事において極端な低価格による受注が行われた場合、工事の品質確保への支障、下請へのしわ寄せ、労働条件の悪化、安全対策の不徹底など弊害が懸念されることから、これまでも累次にわたり対策を講じてきましたが、いまなお低価格による入札案件が高水準で推移しており、国民の安全・安心に直結する公共工事の品質確保に支障が及ぶおそれが一層高まってるため、今般、地方整備局（港湾空港関係）において、下記のとおり入札段階を中心とした新たな対策を実施することとしましたのでお知らせします

施工体制確認型総合評価落札方式の試行について

　公共工事の品質確保のための体制その他の施工体制の確保状況を確認することにより、入札説明書等に記載された要求要件を確実に実現できるかどうかを審査し、評価する新たな総合評価落札方式として施工体制確認型総合評価落札方式を試行。
　・施工体制確認型総合評価落札方式の試行について
低入札価格調査制度対象工事に係る特別重点調査の試行について

　会計法に基づく低入札価格調査制度を的確に運用できるよう、特別重点調査の内容、調査の対象者、調査・確認すべき事項、適正な調査を確保するための措置など具体的な方法を定め、低入札価格調査制度対象工事に係る特別重点調査を試行。
　・低入札価格調査制度対象工事に係る特別重点調査の試行について
　・記載要領
　・別記様式

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