みなとの役割
 「狭い日本そんなに急いでどこに行く」という標語がありましたが、現在の日本では急ぎたくても、道路は渋滞で急ぐこともままならないことがあります。しかし、海運なら信号もない海の道路「航路」を快適に航行することができます。しかも船は一度に多くの荷物を積むことができるため、輸送コストや労働力も少なくてすみます。また、他の輸送機関と比べてエネルギーの消費効率もよく、二酸化炭素の排出量もトラックの約5分の1と、環境に優しい輸送機関です。

二酸化炭素排出割合

 港は渋滞知らずの国内海上輸送の拠点です。 我が国における国内貨物輸送のうち、トンキロベースで約4割は海上輸送が占めており、その貨物量は1年間に20億トンで、国民1人当たり約8トンにも達しています。 安全性と効率性の両立した海上輸送ネットワークの形成とその拠点としての港が必要です。

我が国の一年間の国内貨物取扱量

国内貨物輸送量の輸送機関別分担比率
国民1人当たり約8トン
定期航路の紹介(一例)
カーフェリー
たくさんの人や貨物を海陸一貫輸送できる長距離大型カーフェリーは、トラックの代替輸送機関として、近年ますます脚光を浴びています。
カーフェリー
ローロー船
RORO(ローロー)船
船の前後にある入り口からトラックやトレーラー、フォークリフトによって直接荷物を積みおろしする船で、国内の雑貨輸送に活躍しています。
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