みなとの役割
 みなとの中には自然とふれあえる場所もあります。近年の地球環境への関心の高まりに伴い、各地のみなとでは、人工海浜の造成や干潟・藻場の回復・創造が進められています。これらの場所は、海と陸と空気が接する場所として、微生物から水鳥までいろんな生物が集まる生物のオアシスとなるとともに、身近に自然を体験できる場所として私わたしたちの心も豊かにしてくれるでしょう。
造成された干潟

造成された干潟

干潟は海と陸と大気の接する場所として、生物も豊富で多様です。
また海水の浄化機能にも優れています。


 近年、海辺は、身近に自然とふれあい、観察できる貴重な空間として注目されています。
 特に、大都市圏を中心として海に接したいというニーズが非常に高く、今後は海辺の地理的多様性や生物・動植物の豊かさを活かした体験型の活動が展開していくものと予想されます。このため、将来を担う子どもたちの自然体験活動や環境教育の場を提供するとともに、これら活動の支援を積極的に進めていきます。

館山港(千葉県)における「海辺の自然学校」の試行

館山港(千葉県)における「海辺の自然学校」の試行

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