シンポジウム「尾道レトロ浪漫シンポジウム」
    〜みなとオアシス尾道仮登録記念〜

    平成19年3月24日開催  中国地方整備局 港湾空港部


開会挨拶  亀田良一市長
※平成19年3月24日現在
来賓挨拶
溝手顕正大臣
壇上の様子


開催日時 平成19年3月24日(土)13:30〜16:00
開催場所 広島県尾道市しまなみ交流館
主  催 中国地方整備局、尾道市
共  催 中国新聞社
後  援 瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会
来場者 約400人


○開  会
  開会挨拶 亀田 良一氏(尾道市長※平成19年3月24日現在)
  来賓挨拶 溝手 顕正氏(国家公安委員長・内閣府特命担当大臣(防災))
○基調講演 「このまちにくらしたい」北山 孝雄氏((株)北山創造研究所代表)
○パネルディスカッション 「港湾倉庫を活用した賑わい創出に向けて」
     《パネリスト》  北山 孝雄氏 ((株)北山創造研究所代表)
 亀田 良一氏 (尾道市長※平成19年3月24日現在)
 白石 真澄氏 (東洋大学経済学部教授※現関西大学政策創造学部教授)
 松井  勉 氏 (尾道市市政アドバイザー)
 林田  博 氏 (国土交通省大臣官房技術参事官)
     《コーディネーター》  山田 知子氏 (比治山大学現代文化学部助教授※現准教授)
○閉  会
  閉会挨拶 藤田 武彦(中国地方整備局副局長)


<シンポジウムの概要>

 このシンポジウムは、みなとオアシス尾道が平成18年10月に中国地方で9番目のみなとオアシスとして仮登録されたことを記念して行われたもので、港湾倉庫(西御所県営上屋2号:鉄筋平屋 約2,000u)を中心とした地域住民や観光客の交流スペースのあり方について検討をすることを目的に開催されました。


 基調講演では、株式会社北山創造研究所の北山孝雄代表より、自身が携わった楽しみ・賑わい環境の創出を事例として取り上げながら、「景観の阻害となるものを取り除くとともに、尾道レトロということで徹底して日本製、日本風に重きを置くなど、他所にはない手作りの尾道を作れるかどうかにかかっている。」と、今後のみなとオアシス尾道に期待を寄せていました。


 パネルディスカッションでは、戦前に建設された港湾倉庫(鉄筋平屋 約2,000u)をどう活用し、地域の賑わいを創出していくか議論が行われました。
     

歴史的にみても海の玄関口である「みなと」が、地域の生活文化、産業の活性化に果たしてきた役割を再認識。
住民が主役になり、観光地ではなく「感幸地」を目指して欲しい。
観光客に来てもらう発想から、まず地元住民が魅力を感じ集まる場所へ。
住民や行政がそれぞれの立場から自由に夢を語り合い、一つの大きな夢に。

 以上の様々な意見が交わされ、400人を超える参加者とともに「市民の夢が詰まった倉庫を、豊かな未来づくりにつなげていくための第1歩」を踏み出しました。


 シンポジウム終了後、みなとオアシス尾道のオープニングイベントとして、港湾倉庫では地元バンドによるジャズコンサートが行われ多くの聴衆で盛り上がりました。




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