シンポジウム「神在月」出雲シンポジウム
    〜河下港の発展に向けて〜

    平成19年10月21日開催  中国地方整備局 港湾空港部


細田博之衆議院議員 竹下亘衆議院議員 川上佳美氏


プログラム
開会挨拶 西尾 理弘氏 出雲市長
開催県挨拶 溝口 善兵衛氏 島根県知事
来賓挨拶 細田 博之 衆議院議員
竹下 亘 衆議院議員


講   演
「みなとを核とした地域の活性化」
中尾 成邦氏 国土交通省港湾局長
「人と私 と 地域とみなと」
川上 佳美氏 NPO法人ニュースタート事務局
パネルディスカッション 「みなと」「文化」「こころ」
  コーディネーター: 上田 茂氏 鳥取大学教授
  パネリスト: 川上 佳美 NPO法人ニュースタート事務局
大島 治氏 平田商工会議所会頭
西尾 理弘氏 出雲市長
藤田 武彦 中国地方整備局副局長
閉会挨拶 斎藤 衛氏 沼津市長
(特定地域振興重要港湾活性化協議会 会長)


<シンポジウムの概要>

 シンポジウムは主催者を代表し西尾理弘出雲市長による開会挨拶に始まり、溝口善兵衛島根県知事による開催県挨拶に続いて、来賓としてご参加いただいた細田博之衆議院議員、竹下亘衆議院議員より河下港の発展に向けて、期待の挨拶をいただきました。

 講演では、まず、中尾成邦港湾局長から、「近年臨海部が活性化している。みなとの役割は産業競争力強化と賑わい拠点として、地域の活性化を図ること」と述べました。
 続いて、NPOニュースタート事務局の川上佳美氏から、引きこもりやニートの社会復帰を支援する活動が紹介され、「人に元気を与えるのが私の仕事。地域に元気を与えるのが港の役割」と述べられました。

 その後、「みなと」「文化」「こころ」と題してパネルディスカッションを行い、当日、供用開始した河下港岸壁(-7.5m)を中心とした地域活性化について議論が行われました。
 主な意見は以下の通りです。

日本海貿易における島根半島の港が見直されるときが来ている。その見直しのきっかけとなるのが、今回の河下港の岸壁供用ではないかと考えている。
山陰側にも「みなとオアシス」をもっとつくって、地域住民の憩いの場としてだけでなく、若者たちが活躍できる場面、場所ができるとよい。
河下港の発展を考えると、今回の岸壁供用に加えて、防波堤の整備、山陰自動車道からのアクセスが重要になる。
島根県には、すばらしい観光地がたくさんあり、これらにスポットをあて全国にアピールする必要がある。
今後は、クルーズ船誘致など地域の活性化につながる運動を官民一体となって行なっていきたい。




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