ミッション・トピックス
法律・予算・税制
審議会・報告書等
テロ・保安・災害
IMOコーナー
海のイベント
統計・白書
用語集

外航海運
内航海運
運航労務監理
造船・舶用工業
船舶の安全・環境
船員養成・雇用
海技資格・免許
モーターボート競走
油濁損害賠償保障制度

関係機関とのリンク
目安箱(ご意見募集)

キッズルーム
船旅の魅力

用語集

あ行

【あ】
・アスベスト(石綿)
天然に産出するたいへん細かい繊維状の鉱物で、ほぐすと「綿のようになる石」ということから、石綿と呼ばれている。耐熱性、電気絶縁性、耐摩耗性が高く、安価なため、「奇跡の鉱物」や「天然の贈り物」と言われ、主に屋根用スレート材などの建材のほか、車のクラッチやブレーキに用いられる摩擦材等に使用されてきた。
しかし、アスベスト(石綿)の繊維は、吸引すると、肺繊維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られている(WHO報告)。石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て発病し、中皮腫は平均35年前後という長い潜伏期間の後発病することが多い。そのため、現在では「静かな時限爆弾」と呼ばれている。
種類としては、主に、茶石綿(アモサイト)、青石綿(クロシロサイド)及び白石綿(クリソタイル)があり、毒性の高い茶石綿及び青石綿については、1995年から使用及び製造が禁止されている。白石綿についても2004年10月から使用は禁止されたが、一部の用途に限っては、2006年までその使用は認められている。

・圧縮記帳
特定の固定資産の譲渡益や国庫補助金等の受贈益について、固定資産の価額を圧縮(減額)することにより、課税を延期するための税法上の措置をいう。圧縮記帳は、課税の繰り延べを行うものであり、その後の減価償却費が少なくなること等により税の取り戻しが行われる。一定の政策目的等を実現するために、たとえば環境低負荷船等特定資産の買換の場合等の圧縮記帳などがある。

・アライアンス
世界の主要船社間で特定の航路だけでなく、グローバルなベースでサービスを提供するために、提携によるネットワーク拡大や配船数の増大によるサービスの強化、施設の共同使用によるコスト削減や輸送効率化を最大の目標としている。代表的なアライアンスは、TNWA(ザ・ニューワールド)とGA(グランド・アライアンス)など。

・一般貨物船
特別な積付け、取扱いを必要とする危険物等以外の貨物を輸送する船舶。

・海の駅
「誰でも、いつでも、気軽に、安心して立ち寄り、利用でき、憩える(船を着けられる・陸に上がれる・船に乗れる)港(場)」を概念とし、既存の港湾やマリーナ、フィッシャリーナ等を活用したマリンレジャー及び地域振興の拠点。

・海の日
平成8年に14番目の祝日として制定されたもので、その主旨は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」とされており、祝日化以前はその名称を「海の記念日」としていた。なお、祝日法の改正により平成15年から7月第3月曜日となっている。

・海フェスタ
平成15年から「海の日」が三連休化されたことを契機とし、従来行っていた「海の祭典」を同年より「海フェスタ」と改称したもので、広く国民の参加を得て、体験型のイベントなど市民参加型の催しを主体とした「お祭り」として位置づけ、「海の日」の中心行事として広く情報発信し、海事思想の普及の充実を図るため行っているもの。

・運航労務監理官
旅客船・貨物船の運航管理に関する監査を行う「運航監理官」と、船員の労働条件に関する監査を行う「船員労務官」を統合した執行官であり、地方運輸局等に配置されている。事業法(海上運送法、内航海運業法)と船員関係法(船員法、船員職業安定法、船舶職員及び小型船舶操縦者法)に基づく立入検査等を一元的に行う。

・運賃同盟 (Freight Conference)
海運同盟と同義。

・衛生管理者
船内において、船員の健康管理及び保健指導などを行う者。衛生管理者を選任しなければならない船舶は、医師を乗り組ませる必要がない船舶であって、遠洋区域又は近海区域を航行区域とする総トン数3,000トン以上のもの又は定期航路事業に従事するものその他一定の航路に常時就航するもの。