1.船舶の安全及び環境保全に係る国際的取組みの強化
船舶は、国際間の人の移動や貨物の輸送に使用されるものであるため、船舶の自由な航行を損なうことなく、その安全性を確保し、海洋環境の保全を図るためには、国際条約により、全世界で画一的な原則及び規則を設定することが必要です。
現在、国際連合の専門機関である国際海事機関(IMO)*において、SOLAS条約*やMARPOL条約*に規定されている海上安全及び海洋環境保護に関する国際的な技術基準を常に見直しています。
我が国は、世界有数の造船・海運国として、技術的検証に基づきさまざまな提案を行うなど、国際的な議論に積極的に参加しています。
図:
船舶の安全及び環境保全に係る国際的取組みの強化

2.最近のIMO関係国際会議の状況
2008年: FP52 BLG12 DE51 MEPC57 COMSAR12 MSC84 NAV54 SLF51
2007年: FP51 COMSAR11 DE50 BLG11 SLF50 MEPC56 NAV53 MSC83
2006年: FP50 STW37 COMSAR10 MEPC54 BLG10 MSC81 NAV52 SLF49
MEPC55 MSC82
2005年: DE48 BLG9 MSC80 MEPC53
2004年: DE47 MSC78 MEPC51 NAV50 SLF47 MEPC52 MSC79
2003年: MSC77 MEPC49 MEPC50
2002年: MEPC47 MSC75 BLG7 NAV48 SLF45 MEPC48 MSC76
2001年: FP45 FSI9 DE44 MEPC46 MSC74 NAV47 SLF44
|