ミチセキアワード2025 受賞団体の取組
ミチセキアワード2025では、効率的かつ効果的な地籍調査を推進する取組について応募を受け付け、事務局による一次審査を経て、有識者から構成される審査委員会において受賞者を選定しました。
大賞1件、優秀賞3件の受賞団体の取組概要、選定理由、プレゼンテーション動画は、以下のとおりです。
大賞
津市(三重県)
「地籍調査は社会のインフラ ~まったなし、地籍調査~」
【選定理由】
市町村が主体となる地籍調査において、市長のリーダーシップの下、災害の発生に備え復旧・復興にいち早く取り組むためにメリハリをつけた調査地域を設定し、国・県・専門家を含めた推進体制を構築するなど、地域の関係者が一体となって地籍調査を強力に推進している優良事例であり、一つの理想形として全国の自治体への波及効果が期待される。また、広報誌などを活用した積極的な情報発信により、地籍調査の認知度向上にも寄与しており、多面的・多角的な取組姿勢が非常に高く評価された。


優秀賞
市川町、中はりま森林組合(兵庫県)
「兵庫発スマート地籍調査 ~創造と革新~」
【選定理由】
山林部における調査の効率化が期待されるリモートセンシング技術の活用にいち早く取り組むとともに、実施主体である町と森林の専門家である森林組合が協働する実施体制を構築し、調査進捗の向上を継続的に達成している。効率性の追求とあわせて、土地所有者が理解しやすい筆界確認の説明に取り組むなど、今後の森林地域における地籍調査のモデル事例となる点が高く評価された。


優秀賞
一般社団法人長生郡市地籍調査協会(千葉県)
「地籍調査事業の共同受注・共同作業による短期完了モデルの構築」
【選定理由】
全国初の国土調査法第10条第2項団体(地籍調査における包括的委託を受けられる法人)として、受注団体自らが主体的に取り組み、市町村の枠を超えた広域連携により、地籍調査の効率化・迅速化を達成している。ボトムアップ型で地域住民への意識啓発に取り組んだのみならず、受注体制の安定的な確保にもつながる仕組みとして構築されており、今後の短期集中的な地籍調査の遂行に示唆を与える優良事例として高く評価された。


優秀賞
熊本県、イー・アンド・エム(株)
「熊本発!県下/全国市区町村に波及する効率的な地籍調査の実現」
【選定理由】
県が主体となり、県下のみならず、九州地域や全国への地籍調査に係る研修の実施を通じて、全国の地籍調査の推進に尽力している。また、県が民間事業者と連携して認証管理アプリを開発し、市町村と県との間で、情報共有や申請手続きの合理化を図り、県・市町村・現場の事業者それぞれメリットがある「三方よし」のモデルとして構築した。効率化による成果も明確であり、研修の全国展開を含め、他県への展開可能性が高く、県が主体的となって効率的な地籍調査の推進に取り組む、都道府県の一つの役割を示した点が高く評価された。


