平成30 年6月1日に公布された「気候変動適応法」に基づき、平成30年11月27日、新たに「気候変動適応計画」が閣議決定され、これに合わせて、国土交通省の気候変動適応計画についても改正が行われたところです。
気候変動適応計画には、「渇水に対する適応策を推進するため、関係者が連携して、渇水による影響・被害の想定や、渇水による被害を軽減するための対策等を定める渇水対応タイムライン(時系列の行動計画)の作成を促進する」、「渇水対策の検討を支援するガイドラインの作成」と記載されており、計画期間は「今後おおむね5年間」とされております。これを踏まえこのたび、「渇水対応タイムライン作成のためのガイドライン(初版)」をとりまとめました。
本ガイドライン(初版)を踏まえ、渇水対応タイムラインの作成・活用が推進され、また、各地域の渇水に関係する機関の渇水対応力が向上するための取組みの参考資料として活用していただきますよう、お願い申し上げます。
渇水対応タイムラインとは:
渇水対応タイムラインは、渇水関係機関の連携のもと作成する、渇水の深刻度の進展と影響・被害を想定した「渇水シナリオ」と、渇水による被害の軽減と最小化のための対策等を時系列で整理した「行動計画」で構成するものです。
(添付資料)
・「渇水対応タイムライン作成のためのガイドライン(初版)」(概要版)
・「渇水対応タイムライン作成のためのガイドライン(初版)」
・「渇水に関する想定最大外力の設定の手引き(初版)」(概要版)
・「渇水に関する想定最大外力の設定の手引き(初版)」