水資源

第46回「水の日」「水の週間」実施状況

 「水の日」(8月1日)及び「水の週間」(8月1日~7日)は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により設けられました。
 また、「水の日」は平成26年に水循環基本法が施工され、8月1日は法律で定められた「水の日」となりました。
 毎年、「水の日」「水の週間」には全国で、水に関する様々な行事を実施しています。
 令和4年度は、全国で206件の関連行事が実施されました。

水の週間中央行事

主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省
     (独)水資源機構、(公財)日本科学技術振興財団、日本放送協会、(一社)日本新聞協会

水を考えるつどい

 令和4年8月1日(月)に東京都千代田区のイイノホールにおいて、「水の日」を記念する政府主催行事「第46回 水を考ええるつどい」を開催しました。
 式典では、斉藤鉄夫水循環政策担当(国土交通)大臣、福田至東京都都市整備局局長及び虫明功臣水の週間実行委員会会長による挨拶の後「第44回全日本中学生水の作文コンクール」の表彰式が行われました。
 国内外から9,249編にのぼる作品の中から、見事に最優秀賞を受賞した徳島県阿南市立那賀川中学校3年の笠江駿さんの表彰と、受賞作文の朗読がおこなわれました。
 表彰式の後には、雲研究者の荒木健太郎氏による「雲を愛する技術」と題した講演が行われ、雲の魅力、線状降水帯のメカニズム、雲を見て天気を予測するコツなどをお話しいただきました。つづいて行われた荒木氏と全日本水の作文コンクール受賞者による交流会では、ペットボトルを使った雲をつくる実験などを交えて、気象に関する意見交換が行われました。


※国土交通省YouTubeで、開催内容の一部を動画で公開しています。

■第44回全日本中学生水の作文コンクール 最優秀賞者の作文朗読(動画はこちら
(最優秀賞:徳島県阿南市立那賀川中学校 笠江 駿さん 「一滴との出会い」)

■講演「雲を愛する技術」
 気象庁気象研究所研究官・雲研究者 荒木健太郎氏(講演動画はこちら

■荒木研究官と水の作文コンクール受賞者による
 雲に関する実験と交流会(動画はこちら

水のワークショップ・展示会

 小学生の親子を対象とした「水のワークショップ-地下水と水循環について学ぼう!」を8月6日(土)に東京都千代田区にある日比谷コンベンションホールにて開催しました。
 「水のワークショップ」では、気象キャスター水越祐一さんによる天気と水循環に関する講演、2022ミス日本「水の天使」横山莉奈さんによる地下水保全に関する取り組み紹介(水の週間実行委員会が制作した「シリーズ水のめぐみ」地下水編のお披露目)と地下水に関するクイズ大会をおこないました。
 また、昨年度、水の週間ホームページに開設した「水のミュージアムオンライン」を今年度も開催しました。
 詳細はこちら(水のミュージアムオンライン)※外部ページ(水の週間実行委員会HP)


【出展団体】
水の週間実行委員会/東京都水道局/東京都下水道局/一般社団法人 ダム工学会 ダムなんでも相談室/一般社団法人 日本治山治水協会/巧水(たくみ)スタイル推進チーム/特定非営利活動法人 日本水フォーラム/地下水適正管理協議会/独立行政法人 水資源機構

水の週間関連行事

全日本中学生水の作文コンクール

 全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を毎年開催しています。
 また、平成26年度には、水循環基本法が施行されたことから、本コンクールを政府全体の取り組みとするため、最優秀賞に内閣総理大臣賞を、優秀賞に厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、環境大臣賞が創設されました。
 第44回目となる今回は、国内外から9,249編にのぼる作品の応募があり、各都道府県の地方審査、中央審査会を経て、最優秀賞1編、優秀賞10編、入選29編が選ばれました。
(作品のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)

〈最優秀賞 1編〉
内閣総理大臣賞
一滴との出会い 徳島県 阿南市立那賀川中学校
3年 笠江 駿

〈優秀賞 9編〉
厚生労働大臣賞
琵琶湖疏水を作られた皆さんへ 京都府 龍谷大学付属平安中学校
3年 鈴木 智尋

農林水産大臣賞
繋ぐ水 新潟県 新潟大学附属長岡中学校
3年 齋喜 璃音

経済産業大臣賞
水と育む輪の中で永遠に 宮崎県 宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校
3年 三浦 世来

国土交通大臣賞
廃油石けんづくりを通して 愛媛県 高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合篠山中学校
2年 木下 そら

環境大臣賞
『水の惑星の未来は私たちが創る』 愛知県 豊橋市立本郷中学校
3年 中村 光里

全日本中学校長会会長賞
命ある水 岩手県 盛岡中央高等学校附属中学校
3年 澤井 佳恋

水の週間実行委員会会長賞
私の断水体験記 和歌山県 和歌山県立向陽中学校
2年 福田 純伶

独立行政法人水資源機構理事長賞
見える水と見えない施設 三重県 高田中学校
2年 谷野 由依

シャワーズ賞
山の水にはかみさんがいる 新潟県 上越教育大学附属中学校
3年 井口 慶香

中央審査会特別賞
みんなが幸せになる洋服を 茨城県 茨城大学教育学部附属中学校
3年 金沢 青空

〈入選29編〉

入賞者一覧はこちら

水資源功績者表彰

令和4年度の水資源功績者は1個人7団体が受賞されました。功績概要はこちら
【個人】           【団体】
宮林 茂幸(埼玉県)    ・特定非営利活動法人 北上川サポート協会 (岩手県)
               ・サントリープロダクツ株式会社榛名工場(群馬県)
               ・サントリー株式会社〈天然水のビール工場〉(群馬県)
               ・認定特定非営利活動法人 未来の荒川をつくる会(山梨県)
               ・東播用水「水と緑の交流」実行委員会(兵庫県)
               ・アクアフェスタin福富実行委員会(広島県)
               ・むなかた「水と緑の会」(福岡県)

  • 受賞者集合写真

  • 水資源功績者表彰式の様子

水とふれあいフォトコンテスト

 水とのふれあいフォトコンテストは、平成26年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しています。
 第35回目となる今回は、カラープリント部門で1,325点、SNS部門で785点のご応募をいただき、下記のとおり表彰者が決定しました。

『カラープリント部門』
【グランプリ】国土交通大臣賞「水を飲みたいな」伊達兼敏さん
【優秀賞】東京都知事賞「風媒銀乱」岡本洋三さん
     水の週間実行委員会会長賞「猛暑日」長 吉秀さん
     独立行政法人水資源機構理事長賞「放流」澤井祥憲さん
【特別賞】審査員特別賞「水車小屋で!」井上 勉さん
【特選】5名 【入選】10名

『SNS部門』
【グランプリ】1名 投稿者:na_mama0406さん
【特別賞】2名 投稿者:arupa7216さん 投稿者:xinjingayumi6さん

水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入選写真は、こちらをご覧ください。(水の週間実行委員会HP

  • 【カラープリント部門 グランプリ】国土交通大臣賞「水を飲みたいな」

  • 【SNS部門 グランプリ】投稿者:na_mama0406さん

「水の日」ブルーライトアップ

 「水の日」である8月1日に、より多くの人が「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えていただくため、全国各地の施設のご協力を得て、全国各地の施設を、「水」を連想させるブルーにライトアップする活動を令和2年度より実施しています。令和4年度は、昨年度の52施設から大きく増え、全国各地の88施設で実施をしました。

【日付】令和4年8月1日(月)
【施設】施設一覧はこちら

 お近くでご覧になれる施設がありましたら、ブルーライトアップ施設を家族や友人と一緒に見て、「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えてみませんか。

  • 水戸芸術館(茨城県水戸市)

  • 明石海峡大橋(兵庫県神戸市)

  • 大山ダム(大分県日田市)

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