「水の日」(8月1日)及び「水の週間」(8月1日~7日)は、水の大切さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年の閣議了解により設けられました。
また、「水の日」は平成26年に水循環基本法が施行され、8月1日は法律で定められた「水の日」となりました。
毎年、「水の日」「水の週間」には全国で、水に関する様々な行事を実施しています。
令和7年度は、全国で約350件の関連行事が実施されました。
主催機関:水循環政策本部、国土交通省、東京都、水の週間実行委員会
後援機関:文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省
(独)水資源機構、(公財)日本科学技術振興財団、NHK、(一社)日本新聞協会
令和7年8月1日(金)に東京都千代田区のイイノホールにおいて、「水の日」を記念する政府主催行事「第49回水を考えるつどい」を開催しました。
式典では、はじめに、主催者である塩見英之国土交通審議官、三宮隆東京都都市整備局理事及び小池俊雄水の週間実行委員会会長による挨拶の後、瑶子女王殿下よりおことばを賜りました。そして、「第47回全日本中学生水の作文コンクール」の表彰式が行われました。
作文コンクールについては、応募総数は国内外7,482編にのぼりました。表彰式では、最優秀賞1名、優秀賞9名、東京都知事賞1名に賞状が授与され、最優秀賞を受賞した宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校1年の大峯果林さんによる受賞作文の朗読が行われ、表彰式の最後には「水の日」応援大使「シャワーズ」も登場し、記念撮影を行いました。
表彰式の後は、気象キャスターの井田寛子さんより「近年の異常気象と気候変動~水の脅威と恵み~」と題しまして、ご講演いただきました。その後、小池俊雄水の週間実行委員会会長がコーディネーターを務め、前段でご講演いただいた井田寛子さんと政策研究大学院大学教授の知花武佳さんとのパネルディスカッション「治水・利水・環境の調和を目指して」が行われました。
※パネルディスカッションに登壇予定の中貝宗治さんはご欠席
塩見国土交通審議官挨拶 おことばを述べられる瑶子女王殿下
水の作文コンクール記念写真 水の作文コンクール最優秀賞の朗読
井田寛子氏による基調講演 パネルディスカッションの様子
小学生の親子を対象とした「水のワークショップ」を8月4日(月)に東京都千代田区にある科学技術館にて開催しました。東京学芸大学 吉冨恭安教授の講演、気象キャスターによる天気と水に関するおはなし、2023ミス日本「水の天使」竹田聖彩さんによるプロジェクトWETワークショップなどをおこないました。
(※詳細はこちら 外部ページ)
全国の中学生及び海外日本人学校在学の日本人中学生を対象に、「水について考える」をテーマとする「全日本中学生水の作文コンクール」を毎年開催しています。
第47回目となる今回は、国内外から7,482編にのぼる応募があり、各都道府県の地方審査、中央審査会を経て、最優秀賞1編、優秀賞9編、入選30編が選ばれました。
(作文のタイトルをクリックしていただくと、作品をご覧いただけます。)
<最優秀賞 1編>
○内閣総理大臣賞
氏名 大峯 果林(宮崎県 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校 1年)
題名 人の暮らしと命を支える
<優秀賞 9編>
○農林水産大臣賞
氏名 諸根 さつき (福島県 矢吹町立矢吹中学校 2年)
題名 水との関わり
○経済産業大臣賞
氏名 江口 明祐希 (千葉県 翔凜中学校 1年)
題名 水と龍といのちをつなぐもの
○国土交通大臣賞
氏名 風間 修羽 (神奈川県 逗子開成中学校 1年)
題名 水でつながる大きな家族の一員として
○環境大臣賞
氏名 福岡 京 (滋賀県 近江兄弟社中学校 1年)
題名 僕が守りたい風景、きれいな水
○全日本中学校長会会長賞
氏名 小嶺 彩 (長崎県 長崎大学教育学部附属中学校 1年)
題名 生かし生かされる
○水の週間実行委員会会長賞
氏名 楠本 健琉 (京都府 京都先端科学大学附属中学校 2年)
題名 メダカが活き活き泳ぐ川
○独立行政法人水資源機構理事長賞
氏名 吉田 喜一 (石川県 学校法人稲置学園星稜中学校 1年)
題名 水道への感謝と僕の決意
○シャワーズ賞
氏名 三木家 杏珠 (福井県 福井市大東中学校 3年)
題名 生き物との共生のために
○中央審査会特別賞
氏名 谷澤 あかり(滋賀県 東近江市立能登川中学校 3年)
題名 川の始まりと水の未来
<入選 30編>
入選者一覧はこちら
令和7年度の水資源功績者は2個人、5団体が受賞されました。功績概要はこちら。(()内は推薦者)
【個人】 【団体】
・沖 大幹 (国交省) ・特定非営利団体 里山自然学校 はずみの里(岩手県)
・三富 佳一 (新潟県) ・北上川フィールドライフクラブ(岩手県)
・安積疏水土地改良区(福島県)
・特定非営利活動法人 雨水市民の会 (東京都)
・特定非営利活動法人 耶馬渓の自然と景観を守る会(大分県)
受賞者集合写真
水とのふれあいフォトコンテストは、平成26年3月に成立した水循環基本法に基づく「水の日」の関連行事であることを踏まえ、健全な水循環の重要性や水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について国民の間に広く理解と関心を深めることに資する作品を全国から募集しました。
第40回目となる今回は、2,056点のご応募をいただき、下記のとおり表彰者が決定しました。
【グランプリ】国土交通大臣賞「気持ちいい!!」白木勇治さん
【優秀賞】東京都知事賞「川面を彩る」清水進さん
水の週間実行委員会会長賞「力水」日當國親さん
独立行政法人水資源機構理事長賞「満水となる」佐藤吉晴さん
【特別賞】20名
水とのふれあいフォトコンテストの詳細と入選写真は、こちらをご覧ください。(水の週間実行委員会HP)
【グランプリ】国土交通大臣賞「気持ちいい!!」白木勇治さん
「水の日」・「水の週間」に、より多くの人に「水の大切さ」や「健全な水循環」について考えていただくため、地方公共団体・事業者・民間の団体等の協力を得ながら、全国各地の施設を「水」を連想させるブルーにライトアップする活動を実施しています。
令和7年度は、昨年度の171施設から大きく増え、全国各地の199施設で実施しました。
【日 付】 令和7年8月1日(金)~7日(木)
【施 設】 全国199か所(施設一覧はこちら)
大阪・関西万博 大屋根リング(大阪府) 東京都庁舎(東京都) 土師ダム(広島県)
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