地球温暖化に伴う気候変動により、熱帯低気圧の強度が増大するとともに、大雨の頻度も増加する可能性が高く、土砂災害の増加、激甚化が懸念されています。 国土交通省では、土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、昭和58年より6月を「土砂災害防止月間」と定めています。
国土交通省は都道府県、市町村等と連携し、住民参加を主とする諸行事や活動に重点を置き、土砂災害防止意識の普及活動、警戒避難・情報伝達体制の整備等を推進します。
土砂災害及びその防止対策に関係するものテーマとして、土砂災害防止絵画・作文は全国の小学生・中学生を対象に、 6月1日~9月15日の間に募集します。
土砂災害に対する避難体制の強化と防災意識の向上を図るため、全国の土砂災害警戒区域等における住民参加による実践的な訓練を実施します。
広島県において、土砂災害防止「全国の集い」を令和6年6月6日(木)に、現地研修会を令和6年6月7日(金)に実施します。
長野・新潟県境の蒲原沢の砂防工事現場において平成8年12月に発生した土石流災害を踏まえ、施工条件が厳しい砂防工事現場における安全対策について、行政と民間の共同で安全施工に関する研究や対策に取り組んでおり、これら取り組みの成果を本研究発表会で広く共有し、技術の研鑽を図るもので、平成26年度から「土砂災害防止月間」の行事の一環として実施しています。