砂防

砂防が目指すこと(杉本宏之)

プロフィール

杉本 宏之 (平成11年入省)
富士砂防事務所 事務所長(H31.3.31時点)

富士山山麓地域を守る

 富士山の美しい姿は世界中の人々を魅了していますが、その一方で富士山は過去から噴火を繰り返してきた活火山でもあります。そのため、平成30年度から噴火に対応した新たな計画に基づき、事業区域を拡大して富士山全周の砂防事業を実施しています。
 新たな計画づくりは、白紙に絵を描くようなものであり、やり甲斐と共に大きな責任を感じます。多くの関係者や専門家の方々との議論や協議を経て、新たな計画とそれに基づく事業を開始することが出来ました。今後も、地域の安全と安心のために着実に事業を進めて行きたいと思います。
 
  

土砂災害を防ぐために

 「砂防」という仕事は、人々の命と暮らしを守る、大変やり甲斐のある仕事です。しかし、土砂移動という複雑な自然現象を相手にしているため、とても難しい仕事でもあります。
 私は入省以来、いくつもの職場で様々な土砂災害に関する経験をさせてもらいました。そこで得た知識や技術が、今の仕事を進める上での基礎となっています。そして今までの経験を生かして、砂防の進歩に少しでも貢献し、土砂災害を防いでいきたいと思っています。ぜひ、皆さんも、やり甲斐のある「砂防」に一緒に取り組み、力を尽くしていきませんか。

  

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