東北地方建設局河川部長あて
記
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<参考> 切りばり式締切工における火打ちブロックの使用について
(平成六年六月二日)
(事務連絡)
(各地方建設局河川部河川工事課長、北海道開発局建設部河川工事課長、沖縄総合事務局建設部河川課長、各都道府県土木主管部局河川関係課長あて建設省河川局治水課流域治水調整官、都市河川室建設専門官、開発課開発調整官、防災課建設専門官通達)
切りばり式締切工の事故防止対策については、平成四年八月二十六日付建設省河治発第六七号、建設省河都発第二七号、建設省河開発第一二五号、建設省河防発第九五号、建設省河川局治水課長、都市河川室長、開発課長、防災課長通達により、請負業者に対して安全確保を図るよう、指導されているところである。
切りばり式締切工においては、火打ちばり等の欠落等が人身事故を引き起こしたことから、建設省河川局では、簡易で確実な切りばり式締切工についての技術研究の委員会を設け、検討を重ねてきたが、このたび、当委員会から、火打ちブロックの使用が有効な事故防止対策の一つであるとの報告を受けたところである。
火打ちブロックを使用することにより、大幅にボルトの使用本数を減ずることができ、簡易で確実な施工が可能となるので、切りばり式締切工を施工する現場のうち、左記の三つの条件を全て充足する現場においては、請負業者において火打ちブロックが活用されるよう、技術指導を含め周知徹底を図られたい。
なお、別添のとおり関係資料を送付するので、参考にされたい。
記
○火打ちブロックが使用可能と考えられる現場の条件
・シートパイルを直線的、かつ平行に打設できること
・腹起しと切りばりが直角であること
・腹起しの内々寸法が概ね六m以上であること
山留取瞰図
火打ちブロック使用例
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