災害復旧事業の工事費の積算に当たっては、工事の発注時期、施工地域の特性等を十分把握し措置されていることと思われるが、なお今後とも、左記事項には特に御留意のうえ、時宜に応じた設計単価を決定し、適正かつ円滑な工事の実施が行われるよう措置されたい。
一 工期の設定に当たっては、建設資材の需給動向等にも十分留意し計画的に設定すること。
二 建設資材の設計単価の決定に当たっては、施工地域の特性、価格の変動状況等を調査し、実態に即した適正な価格(実勢価格)を把握したうえで行うこと。
三 年度当初決定した設計単価と実勢価格に変動が生じた場合には速かに適正価格で積算すること。
四 設計単価を決定した場合又は変更した場合には、従来どおり決定根拠を添えて報告すること。
なお、昭和五〇年度は別紙様式による「変動状況調査表」を来る二月一五日までに当職あて一部提出すること。